No.77『外見からは見えない障害を理解しよう』(第1回)
障害の種類はさまざまで、外見からは症状がわかりにくい障害もあり、その個人差も大きく、周囲の理解が必要です。今回からシリーズで、目に見えないさまざまな障害の特性や配慮の例をご紹介します。
~発達障害のひとつである自閉スペクトラム症の特徴の一例~
自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取ったりすることが苦手です。特定のことに強い関心をもっていたり、こだわりが強かったりします。感覚の敏感さや鈍感さを持ち合わせている場合もあります。
★配慮の方法(例)
・ストレスや環境の変化に弱いことを理解する。
・ゆっくり、穏やかな口調、共感的な態度で接する。
・一度に多くの情報が入ると整理しきれなくなる場合があるため、伝える情報は紙に書くなどしてゆっくり具体的に伝える。
「ヘルプマーク」は援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に知らせることができるマークです。このマークを見かけたら、電車・バスの中で席を譲る、困っているようであれば声をかけるなど、思いやりのある行動をお願いします。
問合せ:障害福祉課
【電話】463-1599
<この記事についてアンケートにご協力ください。>