■小学校3年生博物館利用授業展示「昔の道具」
私たちが普段使用している道具は、くらしを便利にするために時代とともにその姿を変化させていきました。
本展では、昭和30~40年代頃のくらしの風景や道具を紹介しています。現代の道具やくらしとの違いを感じながらご覧ください。
※授業で利用中は、入場を制限させていただきます。
日時:令和5年12月23日(土)~4月7日(日)
会場:博物館 展示室
■文化財防火デー関連事業 旧高橋家住宅消防訓練
毎年1月26日は「文化財防火デー」です。昭和24年1月26日に、奈良県の法隆寺金堂で火災が発生したことがきっかけとなり制定され、毎年この日を中心に、全国の文化財建造物や博物館などで防災訓練が行われています。
旧高橋家住宅では、文化財課職員と登録ボランティアの皆さんを中心に、放水銃による初期消火訓練など、消防訓練を行います。朝霞市に残る貴重な文化財を守るための訓練ですので、ぜひご参加・ご見学ください。
日時:1月27日(土)午前10時~
会場:旧高橋家住宅
申込み:事前申込不要。当日直接会場へ
■お正月の食文化
「お正月のお祝い」というと、今は1月1日の元日を中心としたお祝いのことをいうのが一般的ですが、昔は1月1日を中心とした「大正月」とともに、1月15日に「小正月」の行事をしていました。
「大正月」にはお雑煮を作り、家族で食べるだけではなく神棚にも供えて、神・人ともにお正月をお祝いしました。朝霞市域のお雑煮は、大根と里芋が必ず入り、時期の野菜の人参やごぼうなどが入った、醤油仕立てのけんちん汁風のお雑煮でした。昔は1月20日の「恵比須講」の頃までお雑煮を食べる習慣がありましたが、時代とともにその期間が短くなっていき、お正月の三が日にお雑煮を食べる、ということが一般的になっていったようです。
「小正月」には「マユダマ」作りの行事などが行われました。「マユダマ」は、米の粉(上新粉)で作っただんごを木の枝に刺して作り、神棚や家の中などに飾りました。朝霞市域では丸いだんごだけではなく、五穀豊穣を願って里芋やさつまいも、人参などの野菜の形に作って飾り付けました。「マユダマ」に使っただんごは、甘辛く煮たり、小豆粥の中に入れたりして食べたということです。
■1月のおやすみ
博物館・埋蔵文化財センター:1日(月・祝)~4日(木)・9日(火)・15日(月)・22日(月)・26日(金)・29日(月)
旧高橋家住宅:1日(月・祝)~4日(木)・9日(火)・15日(月)・22日(月)・29日(月)
※4日(木)・26日(金)は、文化財課の業務は博物館内事務室で行っています。
問合せ:
【共通FAX】468-0079
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