市長コラム「楽(たのしみ)」

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富岡　勝則

皆さん、こんにちは。
夏の暑さもようやく収まり、近頃は秋の気配を感じることができるようになりました。秋といえばスポーツの秋、体を動かすには心地よい季節です。市では10月11日(金)に高齢者スポーツ大会を、また13日(日)には市民スポーツ大会を開催します。市民スポーツ大会には昨年より1団体多い11地区の自治会・町内会の皆さんにご参加いただき、玉入れや綱引きなどの地区対抗の競技を行うほか、年齢別に自由参加できる種目も用意しています。また、恒例となりました市内実業団チーム等によるエキシビションですが、今年は、ニューイヤー駅伝でおなじみのコモディイイダ駅伝部をはじめ、新電元工業陸上競技部、自衛隊体育学校、朝霞市役所、そして初出場となる東洋大学陸上競技部にご参加いただき、男子は3000メートル、女子は1500メートルの力強い走りを披露していただきます。トップクラスの走りを間近で見ることができるまたとない機会ですので、皆さんお誘いあわせのうえ、陸上競技場までぜひお越しください。
さて、9月2日、パリ五輪へ出場した自衛隊体育学校所属の選手が、大会の報告にお越しになりました。出場種目はレスリングや、柔道、水泳など多岐にわたりますが、レスリング男子フリースタイル74キロ級で高谷大地(たかたにだいち)選手が銀メダル、柔道混合団体で新添左季(にいぞえさき)選手が銀メダル、近代五種男子で佐藤大宗(さとうたいしゅう)選手が銀メダルを獲得するという好成績を収めました。特に近代五種はオリンピックの種目となってから112年、日本勢で初めてメダルを獲得するという快挙を達成しています。今後はさらに練習を重ね、4年後のロス五輪では更なる高みを目指すことを期待しています。
ところで、城山公園ですが、カシノナガキクイムシによる樹木への害虫被害でナラ枯れが拡大し、落木が多く発生したことから、令和4年9月から山側への立ち入りを禁止していましたが、樹木の伐採が完了し、9月11日に2年ぶりに全面解除しました。今後も定期的に点検を行いながら、安全の確保に努めます。公園の散策を楽しみにしていた皆さんには長らくご不便をおかけしましたが、これからは四季の彩を思う存分楽しんでいただければ幸いです。では、また。