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自治体の皆さまへ

あさか市民活動ニュースレター vol.94

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埼玉県朝霞市

広報あさか5・7月号に続き、令和6年1月27日に開催した「地域デビュー支援セミナー」で行われた対談の内容をご紹介します。(肩書は当時のものです)

・澤岡詩野(さわおかしの)さん
(公財)ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員

・永沢映(ながさわえい)さん
(公財)いきいき埼玉 理事長

■『人生100年時代の楽しみ方』(第3回)
セミナーに参加された方に最も「伝えたいこと」は?
(永沢)皆さんが、ご自身の健康や楽しみのために「何か」を見つけていただく。それが何であってもいいと思います。でも、(その中で)一個だけ、何か「地域のため」「社会のため」にできるということがあって、それを見つける中で、色々な新しいことを学んだり、新しい人と出会ったり、(人との)対話を続けていくことがとても大事なことだと思います。(自分にとっての)「何か」を探すきっかけは、どんどん外に出て、自分にピンと来るものを探すしかないです。今日のようなセミナーに出かけてみたり、私が一部で講師を務めている「埼玉未来大学」に参加して、何かヒントを見つける、きっかけを作っていくというのも良いですね。
これからも、自分が、ちょっとやってみようかなと思うものが見つかる「アンテナ」を持って、過ごしてもらえたらと思います。
(澤岡)私は、大学で非常勤講師をしています。(本当は違うと思いますが)「最近の若者は元気がない」と言われがちですよね。私の授業で素敵な市民活動をしているシニアの方をお呼びして、学生と座談会をやることがあります。そうすると若者が元気になるんです。「なんかかっこいいですよね。90歳」「年をとるのもいいですね」なんて言う学生もいます。(それで思うのですが)われわれ大人が「良い背中」を(若者に)見せる。市民活動なんかしながら、若者たちに良い背中を見せていくことで、もしかしたら良い循環が生まれて、若者たちに力を注ぎ込むことができる。直接ではなく、見せるぐらいでいいのだと思います。でも、それを一人ひとりが意識するだけで、もしかしたら社会はすごく変わっていくのかなと思います。今日は、それをあえて「メッセージ」としてお伝えさせていただきます。

問合せ:市民活動支援ステーション・シニア活動センター
【電話】463-1417【E-mail】simin_katudo@city.asaka.lg.jp

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