文字サイズ
自治体の皆さまへ

議会だより(2)

5/34

埼玉県朝霞市

◆議案第89号 専決処分の承認を求めることについて
承認(賛成多数)
説明:衆議院が解散することにより、衆議院議員選挙を執行する必要があるため、朝霞市一般会計補正予算(第6号)を専決処分したため、その承認を求めるものです。

▽第50回衆議院議員総選挙の対応について
・飯倉一樹議員
第49回衆院選からの改善点があれば教えてください。今回解散から執行までの日程が非常に短い中で準備に苦慮した点、報道されている全国的な投票所入場券の発送の遅れなど市民の方から問い合わせがあった事項はありましたか。また、それらを踏まえて今後の課題意識と解決策を伺います。
・選挙管理委員会事務局長
今回の選挙に関しては、新政権発足後、近い時期に解散するという報道等もありましたので、解散した場合、速やかに選挙事務が行われるよう、予定を立てて、順次行っていくことが必要だと再認識しました。短期間での準備に苦慮した点として、入場券、選挙公報の発注、納品、設置等に苦慮した面がありました。市民からは、入場券が届かないなどがありましたが、順次配達を依頼しているお話をさせていただきました。

▽解散権の一私党による干犯(かんぱん)
・黒川滋議員
今回の衆議院解散に当たり、総務省が9月30日付で事務連絡を発し、文中には「石破自民党総裁が」「15日公示、27日投票」と明記して、自治体に事務を開始するよう促しています。解散権は天皇の国事行為として行われ内閣の助言で行われるものを、一政党の代表が解散すると言って総務省が動くことは憲法上の問題があります。今回の専決処分の決定に当たって、法的妥当性を考慮しなかったのかお伺いいたします。
・総務部長
前回は、解散の日付で専決処分を行っています。当初は、解散が決まっていないものを専決処分はできないと考えていました。しかし、日程的に事務が到底間に合わないことから、文書の発出元が総務省であり、文書が公的な機関から来て、申し入れがあったという点を重視して判断したものです。

▽歳入「県支出金」について
・田原亮議員
夜遅くまで電気がついていた選管事務局を見て、頭の下がる思いでおります。歳入のうち、県からの県支出金について、積算した歳出の額が歳入としてそのまま満額入ってくるのか、実際に過不足が生じた場合はどうなるのかを伺います。
・選挙管理委員会事務局長
過去の選挙では、全額予算措置をいただいています。不足があった場合等ですが、県の受領会等を経て予算措置、歳入に不足が生じた場合は、補正等の対応をさせていただきたいと考えています。朝霞市が支払った分は、県から確定額を入金されるという流れになります。

▽投票率の向上に向けた取り組みについて
・髙堀亮太郎議員
投票率向上は、地域社会の健全な発展とより豊かな未来を築くために欠かせない取り組みです。今回の衆議院選挙を踏まえ、来年2月の朝霞市長選挙や夏の参議院選挙に向けた投票率向上への取り組みをお伺いします。特に、18歳以上の若年層に関心を高める施策が重要と考えます。市として具体的にどのような取り組みを行っているのかお伺いします。
・選挙管理委員会事務局長
今回朝霞駅、北朝霞駅で明るい選挙推進協議会の協力を得て、ティッシュの配布をして啓発活動をしました。このほか、横断幕、のぼり等の掲示をして市民に選挙があることをお知らせしました。また、朝霞高校の協力を得て、選挙の投票に関して先生が候補者となり、生徒が投票するという授業を行ってきたほか、中学校の生徒会長選挙等における、投票箱や腕章等の貸し出しなどで、若い世代に選挙の意識づけを行っています。

◆令和6年第3回臨時会 議案審議結果表(賛否が分かれた議決のみ掲載)

問合せ:議会総務課
【電話】463-0549
【FAX】463-0307

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU