■ギャラリー展示「皇女和宮下向と朝霞」
文久(ぶんきゅう)元(1861)年、孝明(こうめい)天皇の妹・和宮親子(かずのみやちかこ)内親王は江戸幕府第十四代将軍・徳川家茂(とくがわいえもち)と結婚することとなり、中山道を通って、京から江戸へ向かいました。初めての皇女のこし入れとあって、お供や沿道の警護の人数は膨大な数に達し、「前代未聞の大通行」と呼ばれました。
皇女和宮の下向(げこう)は、当時、朝霞市域の村々にとっても大きな出来事であり、これまで博物館の常設展示と映像コーナーで取り上げてきました。今回の展示では写真パネルを中心に、埼玉県域などの資料から、武蔵国における和宮一行の足取りをたどるとともに、この大通行を支えた宿場や、村々の働きについて解説します。併せて、和宮下向が朝霞市域の村々に与えた影響について、市内に残る古文書などからご紹介します。
日程:2月16日(日)まで
会場:博物館 ギャラリー
■博物館体験教室 糸車で糸を紡ごう
ワタの実から種を取って綿を作り(綿繰り・綿打ち)、糸車を使って綿から糸を紡ぐ体験を行います。綿から糸になる工程がよく分かります。
日時:3月22日(土)
(1)午前10時~11時
(2)午後1時30分~2時30分
(3)午後3時~4時
会場:博物館 講座室
対象:どなたでも
※小学校3年生以下は保護者同伴
定員:各回6組
※1組4人までまたは1家族
申込方法:2月1日(土)から市ホームページ申込フォームで
※先着順。定員満了になり次第、締め切り
■博物館体験教室関連展示 ワタから糸へ
重要文化財旧高橋家住宅「綿育て隊」の皆さんが育ててくれた植物のワタや、綿繰り機や糸車をはじめとする体験用資料などにより、ワタから糸になるまでを紹介します。
小学校1年生国語科「たぬきの糸車」とも併せてご覧ください。
日程:2月24日(月)まで
会場:博物館 エントランス
■~旧高橋家住宅歳時記~桃の節句のひな人形
3月3日の「桃の節句」の前後の期間、旧高橋家住宅の主屋にひな人形を飾ります。江戸時代の趣きを残す古民家でのひな祭りをお楽しみください。
日程:2月14日(金)~3月5日(水)
※2月17日(月)・25日(火)、3月3日(月)はおやすみです。
会場:旧高橋家住宅
■2月のおやすみ
博物館・埋蔵文化財センター:3日(月)・10日(月)・12日(水)・17日(月)・25日(火)・28日(金)
旧高橋家住宅:3日(月)・10日(月)・12日(水)・17日(月)・25日(火)
※28日(金)は、文化財課の業務は博物館内事務室で行っています。
問合せ:
【共通FAX】468-0079
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