■ボッチャ
パリ2024パラリンピックの正式種目だったボッチャ。今回はボッチャを楽しんでいるシニアクラブ「幸町さくら会」の皆さんを取材しました。
ボールを意味するイタリア語の「ボッチャ」から名付けられたこの競技は、気軽にできる反面、正確さと巧妙さが求められる屋内スポーツです。バドミントンコート程度の大きさの中で行われます。プレイヤーは、各エンド(ラウンド)で「ジャックボール」と呼ばれる白いボールにできるだけ近づけるように6個のボールを投げたり転がしたりします。最終的にジャックボールに対して、選手が投げたボールを最も近づけた選手(チーム)が勝ちになります。負けている選手(チーム)のボールよりジャックボールに近い球数が点数となります。
参加者は真剣勝負の中でも笑顔で競技を楽しんでいました。話を伺うと「シンプルなスポーツで、障害のある人や高齢者でも楽しめる」「室内でもプレーできる」などボッチャの魅力を話してくれました。「これからボッチャを始めようとしている人には、体を動かす良い運動にもなるし、参加者同士でコミュニケーションを取りながらプレーできて楽しいので、ぜひ気軽に始めてほしい」と語ってくれました。
90歳を超えた人も参加している幸町さくら会の皆さん、これからも元気にボッチャを楽しんでください。
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