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自治体の皆さまへ

特集 18歳になったら、選挙へ行こう!(1)

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埼玉県東松山市

近年、投票率の低さが取り上げられていますが、とりわけ若い世代の投票率が低い状況です。
そこで今回の特集では、選挙の意義を見直すため、選挙権を得る前の東京農業大学第三高等学校生徒会の皆さんと選挙や投票のしくみなどを一緒に学んでいきましょう。

【選挙を知ろう!】
◆そもそも選挙って?
私たちは、家庭や地域、学校や職場など、様々な場所で生活しています。私たちの生活や社会をより良くするため、私たちの意見を反映させてくれる代表者を決めるのが「選挙」です。
私たち一人ひとりが関心を寄せることで、選挙がもっと身近なものになります。皆さんの貴重な一票を政治に反映させましょう。

◆誰に投票するかは選挙公報で確認
選挙公報は、候補者の氏名や政治に関する意見などを記載した、選挙管理委員会が発行する文書です。選挙公報の発行時期は選挙の種類によって違いますが、新聞朝刊の折り込みで各家庭にお届けしています(市役所をはじめ公共施設等にもあります)。  
また、市ホームページに掲載しますので、こちらもご利用いただき、誰に投票するかの判断材料のひとつにしましょう。

◆期日前投票と不在者投票
選挙は、投票日に指定された投票所で投票することが原則ですが、当日投票所で投票できない方は、期日前投票又は不在者投票を行うことができます。

○期日前投票
投票日に投票に行けないと見込まれる方が、一定の事由のいずれか(仕事や旅行、レジャー、冠婚葬祭など)に該当する旨の宣誓書を提出し、予め期日前投票所で投票日と同様に投票できる制度です。

○不在者投票
選挙当日に仕事や旅行など一定の予定のある方や、県が指定した病院に入院しているなどの理由で投票に行くことができない方が、選挙人名簿登録地以外の市区町村選挙管理委員会や病院・老人ホームなどで、投票日の前に投票できる制度です。

◆18歳から選挙に参加することができます
改正公職選挙法が2016(平成28)年に施行され、選挙に参加することができる年齢が従来の「満20歳以上」から「満18歳以上」に引き下げられました。引き下げの理由は、18歳になった皆さんが、様々な情報に接し、自らの考えを培ってきたことから、少子高齢化が進むわが国において、将来の日本のあり方を決める政治に関与して欲しいという意図があります。
このことから、若い世代の影響力が高まることが期待されています。

◆若い世代の投票率が低い…
衆議院議員総選挙における直近3回の投票率の推移を見ると、10歳代と20歳代の投票率が低いため、主権者教育や選挙啓発を通じて、若い世代が選挙に関心を持てるよう努めることが課題となっています。

衆議院議員総選挙における年代別投票率(抽出)の推移

○若い世代の意識
18~20歳代の若者が投票を棄権した理由は「選挙にあまり関心がなかったから(46.7%)」、「仕事があったから(37.8%)」、「重要な用事(仕事を除く)があったから(22.2%)」、「政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから(20.0%)」などとなっています。
(参考:(公財)明るい選挙推進協会「第49回衆議院議員総選挙全国意識調査」)

◆生徒の皆さんの疑問に、選挙管理委員会の職員がお答えします!
○投票をするには何が必要なの?
選挙の際、皆さんのご自宅に「投票所入場券」を世帯主宛てにお送りします。入場券は圧着はがきタイプで、1枚で4人分までの入場券をつづっています。投票所に来るときは、つづってある中から、ご自分の入場券を切り離してお越しください。
※ 投票所入場券は、選挙人(選挙権を有する人)に対し選挙があることをお知らせするとともに、投票所で選挙人名簿の本人照合をスムーズに行うためのものです。
※選挙の種類によって、投票できる条件が異なります。

○もし入場券を無くしてしまったら?
投票所入場券が届かない場合や、無くした場合でも、選挙人名簿に登録されていれば、投票所で本人確認の後、投票することができます。

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