■防災研究同好会「STERA」
今回は大東文化大学防災研究同好会「STERA(ステラ)」をご紹介します。
STERAは「守るを学ぶ」を合言葉に、大学生の目線から防災を考え、活動する同好会です。2020年12月に公認サークルとして活動を開始し、2024年1月に同好会へ昇格しました。現在は23人が所属し、うち6人が防災士の資格を取得しています。普段は勉強会を定期的に開催しているほか、防災イベントやボランティアへの参加などを学生主体で行っています。
また、防災には地域との連携や地域の特性を知ることが重要と考え、埼玉県学生防犯ボランティアとして、市内で防犯パトロールも行っています。取材日は高坂駅から高坂小学校付近をパトロールし、こどもたちに挨拶をするなど、積極的な声掛けを行っていました。今後、新しいルートを検討中だそうです。
副代表の小倉葉美瑠(おぐらはみる)さんは「STERAの活動を通して様々な人とのコミュニティを広げることができ、また災害を受け身ではなく、自分事として捉えられるようになりました」と話してくれました。
昨年9月には日本最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2023」に出展し、これまでの活動を発信しました。出展には事前の審査を通過する必要があり、企画内容等を学生同士で密に考えた結果、出展につなげられたことが、これまでで最も大きな実績になりました。
代表の小林開(こばやしかい)さんは「これからも学生同士で防災への知識を深めながら、地域のイベント等で私たちの活動をより広く発信し、つながりを広げていきたいです」とSTERAの雰囲気の良さが伺える中で、今後の目標を聞かせてくれました。
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