■ハンドボール
令和5年10月7日(土)から鹿児島県霧島市で開催された特別国民体育大会(国体)へ、ハンドボール少年男子の埼玉県代表として出場した東京農業大学第三高等学校3年生の杉山翔(すぎやましょう)さんにお話を伺いました。
杉山さんは中学生のときにハンドボール部に入部し、競技を始めました。前・後半各30分間の限られた制限時間の中で、チーム全員でパスを回し、相手のディフェンスを崩してシュートまでつなげる面白さにのめり込み、力をつけていったそうです。
ポジションはライトバック。相手のディフェンスを素早くかわす俊敏性や、得点を狙いにいくシュートテクニックが求められるポジションです。左投げから繰り出されるロングシュートが杉山さんの持ち味です。現在は引退していますが、東京農業大学第三高等学校男子ハンドボール部のキャプテンとしてもこれまでチームを牽(けん)引してきました。
国体では、1回戦目で関西1位の兵庫県に勝利し、続く2回戦の長崎県との対戦で惜しくも1点差で敗退という悔しい結果となりましたが、大きな舞台を経験し、様々なことを学ぶことができたそうです。「これまで指導をいただき、自分を成長させてくれた顧問の先生や監督へ、国体出場という形で恩返しができました」と話してくれました。
4月からは大学に進学し、ハンドボールを続けるそうです。強豪校に進学するので、そこでも通用するよう頑張りたいと今後の意気込みも伺うことができました。杉山さん、ダイナミックなシュートを生かし、大学でも頑張ってくださいね。
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