■NPO法人サン・フレッシュ・メイト
今回は、手書きのサンフレッシュメイト“なかまニュース”を発行している市内砂田町のNPO法人サン・フレッシュ・メイトを紹介します。
NPO法人サン・フレッシュ・メイト(以下サンフレ)は、障害福祉サービスの多機能型事業所として、主に知的障害者の就労支援や生活介護などを行っており、障害のある利用者と分け隔てなく同じ立場にいたいとの思いから利用者を“なかま”と呼んでいます。サンフレで働く“なかま”たちの主な作業内容は、袋詰めや箱折りなど会社からの請負作業が中心となります。最近では、市のふるさと納税返礼品や廃木を利用した木工品の作成も新たに加わり、“なかま”たちは、新しい仕事にやりがいを感じながら、仕事中も笑顔を絶やさず取り組んでいます。
毎週発行している“なかまニュース”は「人と人とのつながりや仲間の成長など日々の生活の中での出来事等を温もりのある手書きの書面で地域の皆さんに伝えたい」という遠藤美枝子(えんどうみえこ)代表の思いから、活動を始めた当初から手書きにこだわって、発行しているものです。
遠藤代表は「地域の皆さんに支えられて20年、身近なつながりを大切に育んでいます。“なかま”の笑顔を見ていると年齢を忘れてしまい、毎日“なかま”から元気をもらい、幸せな人生になっています」と語っていました。“なかま”たちにカメラを向けるとみんな笑顔でピースサインをしてくれるのがとても印象的でした。
サンフレの皆さん、これからも仲良く笑顔で日々の生活を過ごしてください。
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