国民年金保険料を納めることが困難な場合は、免除制度・納付猶予制度があります。令和6年度分(7月~令和7年6月分)の申請は、7月1日から受付を開始します。
免除制度は、全額免除と一部免除(4分の3免除・半額免除・4分の1免除)があり、申請者本人と配偶者、世帯主の前年所得をもとに審査されます。免除期間がある場合、保険料を全額納付したときに比べ、老齢基礎年金は少なくなります。
納付猶予制度は、50歳未満の人を対象とし、申請者本人と配偶者の前年所得をもとに審査されます。納付猶予は年金の受給資格期間には含まれますが、年金額には計算されません。
※一部免除の場合は減額された残りの額を期限内に納める必要があります。
令和6年度月額保険料
※学生は学生納付特例(学生証・在籍証明書が必要)、失業した人は特例免除(雇用保険被保険者離職票等の証明書類が必要)の申請ができます。
申請はマイナポータルから:電子証明書が有効なマイナンバーカードをお持ちの人は、マイナポータルを通じてオンラインで申請ができます。
保険料の追納:免除・納付猶予された保険料は、10年以内であれば、後から納めること(追納)ができます。追納すると、保険料を全額納付したときと同様に年金額が計算されます。
問合せ:
・川越年金事務所【電話】049-242-2657【FAX】049-245-8919
・保険年金課【電話】21-1434【FAX】23-0076
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