ひがしまつやまキッズ集合(しゅうごう)!おしえて『文化財(ぶんかざい)』

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■民俗文化財(みんぞくぶんかざい)とは?～人(ひと)から人へ伝わる地域(ちいき)の文化財～
信仰(しんこう)や年中行事(ねんちゅうぎょうじ)にまつわる習俗(しゅうぞく)、民俗芸能(げいのう)、生業(せいぎょう)、衣食住(いしょくじゅう)など、人が生活(せいかつ)の中で生(う)み出(だ)し、守(まも)り繋(つな)いできたものを文化財として指定(してい)したのが「民俗文化財」です。
市では獅子舞(ししまい)や祭(まつり)ばやし、フセギ行事(ぎょうじ)など、有形無形(ゆうけいむけい)あわせて15件(けん)を文化財指定しています。神社(じんじゃ)のお祭りの舞(まい)を奉納(ほうのう)する獅子舞は五穀豊穣(ごこくほうじょう)や疫病退散(えきびょうたいさん)などの願(ねが)いが込(こ)められています。祭ばやしは屋台(やたい)などの上で演(えん)じて祭りを盛(も)り上げる役割(やくわり)を担(にな)っています。今月号30ページの「いきいきハッピー」で掲載している「金谷(かなや)の餅(もち)つき踊(おど)り」(埼玉県指定)のように、村人(むらびと)の喜(よろこ)びと神への感謝(かんしゃ)を表現(ひょうげん)しているものもあります。フセギは「作(つく)り物(もの)」と呼(よ)ばれる、わらでできたオブジェを地区(ちく)の入口に飾(かざ)り立(た)てる行事で、悪(わる)いものが地区に入ってこないようにする願いが込められています。
地域に根差(ねざ)して守り継(つ)がれてきた民俗文化財を見ると、人々が何を願い、大切(たいせつ)にしてきたのかを知ることができます。

※2月11日(祝)民俗芸能大会開催します　詳細は12ページをご覧ください

問合せ：埋蔵文化財(まいぞうぶんかざい)センター
【電話】27–0333【FAX】27–0334