■この指とまれ
鈴木勝
現代の子どもたちの成長に欠かせないものに、「子ども食堂」と「プレイパーク」がある。
1人又は子どもだけで食事をとる姿を表した「孤食」という言葉が数年前に生まれ、子どもの貧困率は統計上7人に1人の割合となり、この状況を改善するために、「子ども食堂」が生まれたと伺っている。「子ども食堂」は、それを支えるボランティアスタッフの交流の場ともなっており、プラスの方向に様々な相乗効果が生まれているということである。
また、「プレイパーク」は大きなケガをしない限り、子どもたちが発想する遊びを優先する公園のことである。私の幼少の頃は、切り出し用ナイフをポケットに入れ、竹藪の竹を切って弓矢、竹トンボなどを作って遊んでいた。時折指を切りながらも、作り方を学んでいったものである。IT時代だからこそ、パソコンやスマートフォンを使いこなせて、ノコギリやカナヅチも使える子どもを育てることが必要不可欠と考える。
「子ども食堂」や「プレイパーク」の設置に関心のある方は、役場へご相談ください。
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