■人間の記憶と注意喚起
人間が記憶に留めやすい数字は「4桁」までとされてれいる。このことを利用して、電話番号の末尾も4桁となっている。
一般的に有名なのは「8020」ではないだろうか。80歳で20本の自分の歯を維持するように喚起する数字である。ある冊子で、80歳で20本の歯を維持している方とそうでない方とを比較調査したところ、趣味に使う時間、友人の数、散歩等に費やす時間など、歯を維持している方のほうが圧倒的に高いというものであった。そうでない方の割合が多かったのは、テレビを見ている時間だという。
「0102」という数字も聞いたことがあるだろう。この数字は、前車との安全な車間距離を「何メートル」ではなく「何秒」と時間(秒)で捉えるものである。前の車が通過した目標地に、自分の車が「0102」とカウントして通過することで、安全な車間距離を確保することができ、交通事故防止につながるのである。
他にも様々な4桁の数字があると思われる。皆さんも探してみてはいかがだろうか。
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