■個性が輝く社会の実現にむけて
パリ2024パラリンピック競技大会が、2024年8月28日から9月8日までの12日間にわたり、開催されます。前回の東京2020パラリンピック競技大会で日本は、史上最多となる51個のメダルを獲得し、多くの人に感動をもたらしました。
パラリンピックの始まりは、ルードウィッヒ・グットマン博士の指導により1948年にロンドン郊外にあるストーク・マンデビル病院で行われた入院患者によるスポーツ競技会で、第二次世界大戦において障がいを負った兵士のリハビリが目的でした。この大会が原点となり、1960年には、ローマオリンピックと同じ会場で開催される大会にまで発展しました。
様々な障がいのあるアスリートたちが限界に挑むパラリンピックは、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場です。パラリンピックをきっかけに、一人ひとりが様々な個性を持ったかけがえのない存在として、生きがいを持って暮らせる社会の実現について考えてみませんか?
埼玉県では、8月を「人権尊重社会をめざす県民運動強調月間」として定めています。
問合せ:
教育文化振興課【電話】991-1873
企画財政課【電話】991-1815
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