令和4年度 決算(1)

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市では、皆さんが納めた税金の使われ方をお知らせするために、毎年7月と12月に財政状況を公表しています。今回は、令和4年度決算の概要をお知らせします。

■令和4年度決算の概要

◆一般会計
令和4年度の一般会計予算は、当初予算で歳入歳出とも252億3,700万円を計上しましたが、その後7回の補正を行い、最終予算額は270億4,932万8千円となりました。令和3年度から継続している事業費が6億8,132万2千円ありましたので、それを加えると、最終的に277億3,065万円の予算現額となりました。
この予算に対する決算額は、歳入270億7,339万3千円、歳出263億884万7千円で、差し引き7億6,454万6千円の形式収支となり、このうち令和5年度へ継続事業分として繰り越した財源2,532万3千円を差し引き、7億3,922万3千円の実質収支となりました。

○歳入
内訳は、表(1)のとおりです。
歳入のトップは市税で、歳入全体の39・2%を占めています。以下、国庫支出金(国が使いみちを特定して市に交付する補助金など)、地方交付税(所得税、法人税、酒税、消費税などのそれぞれ一定割合を国が交付)、県支出金(県が使いみちを特定して市に交付する補助金など)、地方消費税交付金(地方消費税の一部を県が市に交付)となっています。

○歳出
内訳は、表(2)のとおりです。
歳出のトップは民生費(社会福祉や児童福祉などに関する経費)、次いで総務費(地域コミュニティ、市民安全対策などに関する経費)、衛生費(新型コロナウイルス感染症対策などに関する経費)となっています。

○表(1)　一般会計歳入決算

○表(2)　一般会計歳出決算

◆一般会計市税の状況

・都市計画税は、都市計画事業などの費用に充てることを目的とした市税で、市街化区域内の土地・家屋に対して課税されています。
令和4年度は、市内で実施されている都市計画道路整備事業、公共下水道整備事業などに使われました。
・地方消費税交付金のうち消費税率の引き上げ分は、地方税法の規定に基づき、社会保障施策経費に使われました。