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9月は生誕月 知っていますか?辻村みちよ

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埼玉県桶川市

■桶川市出身 日本初の女性農学博士
日本人の国民的な飲み物と言えば「お茶」。お茶にはビタミンCやカテキンが豊富に含まれていることは、多くの人がご存じではないでしょうか。
実は、この成分を発見したのが、桶川市出身(明治21年9月17日生まれ)で日本初の女性農学博士「辻村みちよ」なのです。
辻村博士は、桶川尋常高等小学校(旧桶川南小学校)を卒業後、16歳で加納尋常高等小学校(現加納小学校)で勤務しました。後に、教師を目指し東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)に入学し、卒業後は横浜高等女学校や埼玉県女子師範学校で教べんをとっていました。
32歳の頃、女性の社会進出も進み研究者として活躍する女性が出始める中、研究者になりたいとの思いを持ち続けた辻村博士は、女性の入学例のなかった北海道帝国大学の副手(助手)として無給で研究を始めました。その後、東京帝国大学では「生化学」、理化学研究所においては「お茶」の研究を進め、昭和4年に緑茶からカテキンの成分を世界で初めて発見し、昭和7年に「緑茶の化学成分について」の論文で東京帝国大学から日本初の女性農学博士の学位を受けました。

◇辻村みちよ巡回パネル展
日時:9月1日(金)~15日(金)
場所:男女共同参画コーナー「アソシエ」

日時:9月20日(水)~10月5日(木)
場所:桶川公民館

問合せ:人権・男女共同参画課
【電話】788-4907

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