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自治体の皆さまへ

【特集】令和6年 年頭所感

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埼玉県桶川市

■「誰もが笑顔で幸せを感じるまち」に向けて
桶川市長 小野 克典

明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、「ポストコロナ元年」が幕を開け、祇園祭や市民まつりをはじめ、様々な地域行事が以前のように本格的に再開されました。しかしその一方で、自治会役員の高齢化と人々のライフスタイルや価値観の変化により、地域によっては、これまで行ってきた行事が再開しにくい状況が続くなど、多くの課題も浮き彫りとなってきました。また、コロナ禍が収束した矢先にインフルエンザが猛威を振るうなど、改めて感染症との闘いの厳しさを感じた年でもありました。
更に、コロナ禍やロシアによるウクライナへの軍事侵攻に端を発した物価やエネルギー価格等の上昇が、現在もなお、市民生活や地域経済に深刻な影響を及ぼし続けており、地方自治体も、こうした国際情勢やグローバルな経済状況等、世界の変化にも目を向けながら、しっかりと地域のニーズを捉えた施策を実施していくことが求められています。
また、近年、少子高齢化や人口減少が進展し、市税収入が鈍化するとともに、高齢化に伴う社会保障経費の増大により大変厳しい財政局面が続いておりますが、こうした厳しい状況の中にあっても、長期的に安定した行財政運営を進めていかなければなりません。更には、SDGsの推進やデジタルトランスフォーメーション、激甚化・頻発化する災害への備えなど、多くの課題に対しても創意工夫を凝らしながら、しっかりと対策を進めて行く必要があります。
本年も、駅東口整備や企業誘致事業、道の駅整備事業(令和7年3月開業予定)など、市民の皆様の利便性の向上や市の魅力発信、産業振興等につながる事業を引き続き進めるとともに、ごみ処理施設整備や子育て、教育、医療、福祉など、幅広い分野にわたりハード・ソフト両面から市民の皆様が安心と幸せを実感できる住みよいまちづくりを一層推進してまいりますので、市民の皆様には、今後とも市政運営に対しまして変わらぬご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
結びに、本年が市民の皆様にとりまして良き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

■学び豊かな笑顔あふれる幸せ未来都市おけがわをめざして
桶川市議会議長 佐藤 洋

明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年秋の市議会議員一般選挙におきまして、20代30代の若い候補者が果敢に挑戦し議席を得ました。特に女性の躍進が目覚ましく、男女比率も11対8になり県内でも注目を集めました。この事は「多様性」を認め合う民主主義の第一歩と考えます。
このような中、私は、昨年12月議会において、議員各位からご推挙をいただき、歴史と伝統ある桶川市議会の議長という重責を担うこととなりました。微力ながら岡安副議長と二人三脚で、「学び豊かな笑顔あふれる幸せ未来都市おけがわ」の実現に専心努力してまいりますので、市民の皆様のご支援をお願い申し上げます。
令和元年4月から働き方改革関連法案が順次施行され、令和6年4月からは、物流業、建設業、医療業などの残業時間の上限規制が始まります。事業者は従業員の健康とワークライフバランスのために適切な労働時間管理や待遇改善に取り組み、業界の持続的な発展を目指します。多様な働き方を選択できる社会を実現することで、一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを見据えたものです。
本市におきましても、第六次総合計画のもと、一人ひとりの尊厳や人権を尊重し、あらゆる世代が共に支え合いながら、未来への夢と希望を持って暮らすことができるまちづくりを進めます。
今年の干支である「甲辰(きのえたつ)」は、勢いを増しながら成長する、力溢れる年になると言われています。
本市も「甲辰」の文字のように更なる発展・躍進ができますよう市議会といたしましても、社会情勢の変化を的確に捉え、市民の皆様の声を市政に反映させるべく、様々な課題に対し全力を傾注してまいります。
市民の皆様におかれましては、より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。

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