■桶川をもっと面白く!まちのにぎわいクリエイターズ
◇桶川で9周年!ハンドメイド作家が集結する「おけがわ手づくりマーケット」
・おけてま代表 菅又春香さん・岩崎かおるさん
「おけてま」が継続できたのは、地域の皆様に大切にしていただけたから、と感謝しております。
皆様への感謝の気持ちは、桶川市への寄付活動を通して形にしていければと思っております。
10/6(日)開催
午前10時~午後3時
会場:べに花ふるさと館
偶数月第1日曜日に定期開催している、人気のハンドメイドマーケットです。
桶川市でイベントを開催して丸9年を迎え、今回で56回目を数えます。
ハンドメイド作家を中心に、キッチンカーなども出店。品質と作家の人柄を重視する事前審査制とすることで、来場者から多くの支持を集めています。
◇個人店の有志から地域活性化!地元桶川発のこだわりマルシェ「だって」
・だって実行委員会の皆さん(中央が代表加藤幹也さん)※詳しくは本紙をご確認ください。
桶川在住・桶川でお店を経営している6人で運営しています。
イベント運営の素人ですが、桶川を盛り上げたい気持ちは人一倍!今後の活動チェックをよろしくお願いいたします。
10/14(月・祝)開催
午前10時~午後3時
会場:べに花ふるさと館
菓子店や飲食店などを個人で営む有志が集まり、桶川で楽しいことがしたい!みんなを応援したい!と昨年春にスタートしたマルシェイベント。
春と秋の年2回ペースで開催しています。地域のつながりや地産地消、経済・環境などに好循環をもたらすため、こだわりをもって活動中。
◇ママたちの活躍を応援!アットホームな雰囲気が魅力の「さかたマルシェ」
・さかたマルシェ実行委員長 吉野尋美さん
桶川生まれ、桶川育ちの2児の母。
市内でリラクゼーションサロンを経営する傍ら、アクセサリー作家としても活動。「大好きな桶川でハンドメイドマルシェを!」と企画しました。
10/26(土)開催
午前10時~午後3時
会場:坂田コミュニティセンター
「ママたちに活躍の場を!」との思いで始まり、春夏秋など年に数回開催。
今では50人を超える多世代の作り手により、アットホームなハンドメイドマルシェへと成長しました。コミュニティセンターという利点をいかして、ステージイベントとコラボレーションするなど3世代で楽しめるマルシェです。
■桶川は100年前からクリエイティブだった説
上の地図は今から100年前、1924年当時の桶川町中心部。今の駅通り裏に見えるのが、「甲子座(きのえねざ)」という劇場兼映画館です。甲子とは干支にちなむ年の呼び名で、甲子園球場の名称も1924年誕生によるもの。ひょっとしたら甲子座も、今年で100歳だったかもしれませんね。戦後は「南なん風ぷう座ざ」と名を変え、1960年代まで地元の映画館として親しまれていたようです。
1945年からの約3年間を、桶川で過ごした有名なクリエイターがいました。小説家・演劇評論家の安藤鶴夫(1908-69)です。桶川では、中山道沿いに建物が残る旧武村旅館で原稿を書いていたそうです。短編小説「不二」には、当時の桶川が寒川町という名前で登場しています。その後、安藤はラジオやテレビでも活躍し、1963年に直木賞を受賞しています。
その四半世紀後の1988年、桶川に映画館が復活。「おけがわマインシアター」です。オープン当時のパンフレットを見ると、初日の上映作は「ランボー3」「敦煌(とんこう)」だったとか。貴重なフィルム上映館として愛されていましたが、2012年に閉館。その後も2015年まで、商工会などの支援を受けた市民団体「コミュニティシネマおけがわ」が、同館の映写機を使って上映会を開催しました。
※写真は本紙をご確認ください。
■桶川のみんなが、桶川クリエイターズ!
ちょっとお出かけすれば、出会える場所がある。老若男女が、心待ちにする季節がある。
このまちには、彩り豊かな生活をつくり、楽しむ人がたくさんいます。
今までも、これからも、桶川で暮らすワクワクを大切に受け継ぎ、新しく紡いでゆきたい。
この特集を少しでも面白がってくれたら、あなたも桶川クリエイターのひとりです。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>