地域おこし協力隊を紹介します

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地域おこし協力隊は、地域外の人材を受け入れ、地域の課題解決や活性化などに向けてのさまざまな活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みを行っています。
3月に田邊(たなべ)隊員(三依地区)と疋野(ひきの)隊員(栗山地域)が卒業し、現在は3名の隊員が各地域で活動しています。地域おこし協力隊は、地元の皆さんのご協力により日々活動しています。今後も応援をよろしくお願いします!
※今年度の「協力隊通信」は不定期掲載します

■橋本　健史(はしもとたけし)隊員
(足尾地域担当)
令和4年度は、当初のミッションである「体験型観光の実施」に注力しました。空き店舗だった建物を「NAORI DOCK(ナオリドック)」という活動拠点として改修を続けながら、「大人から子どもまで楽しめる」簡単なワークショップを2カ月に1回程度行いました。
今年度は、卒業後の準備を進めるとともに、ワークショップイベントを継続して行います。群馬県みどり市の地域おこし協力隊や地元事業者とともに行ってきたワークショップを定期的に開催することで、地域の活性化につなげていきます。

◎インスタグラム
ashio.town_building

■林　千緒(はやしちお)隊員
(栗山地域担当)
令和4年度は、湯西川の岩芝(いわしば)民芸の技術を継承するとともに、他地域の編み技術を調査し、現地で習得するなど、昔ながらの「イチコ」だけではない、新たな作品づくりを模索しました。
また、地域に技術を残すために、湯西川地区で岩芝を使った教室を開催したり、年々採(と)れなくなっている岩芝に代わる植物素材(トチシバ・イグサ・アカソなど)の検討を行ったりしました。
今年度は、編み技術の習得や、小物類などの販売を目標に作品づくりをしていきます。また、岩芝だけでなく、栗山地域にある豊かな植物素材を取り入れた新たな作品づくりを行っていきます。

◎インスタグラム
kuriyama_chiiki

■竹嶋　聖(たけしまたかし)隊員
(三依地区担当)
鳥獣被害防止活動を行っています。令和4年度は、イノシシの被害はありませんでしたが、依然として、シカによる被害が多く、地域からの被害防止要請も多いため、くくりわなでの捕獲活動を行いました。また、鳥獣被害防止活動の理解を深めるため、地域の方を対象に「獣害対策講話」を行いました。そのほか、捕獲個体の利活用として、シカの角を利用したバードコールを作製しました。
今年度も鳥獣被害防止活動を行います。任期の最終年度となるため、退任後も鳥獣被害防止活動を続けながらできる仕事を見つけ、三依地区での定住に向けた準備をしたいです。また、地域支援活動にも取り組み、さらに充実した1年になるよう活動していきます。

◎ツイッター
miyorikyouryoku

■卒業隊員の紹介
卒業隊員に、一番の思い出と、今後の活動について伺いました。2名は今後も市内に住み続け、活動を続けていきます。引き続き応援をお願いします。

◇田邊　宜久(たなべのりひさ)隊員
(三依地区担当)
4年間の活動での、一番の思い出は、1年目に企画した三依協力隊交流会です。交流会では、元たこ焼き屋の特技を生かし、たこ焼きを焼いて地区の皆さんに振る舞い、皆さんと楽しい時間を過ごしました。また、交流会のおかげで「たこ焼きの田邊」というイメージができあがり、その後も、地区の老人クラブの交流会やお祭りで、たこ焼きの腕前を披露することになりました(笑)。
退任後は、三依で釣りガイドとして起業を目指しています。また、市の川づくりをサポートする市民団体の設立も計画しています。美しい日光の渓流を目当てに世界中からたくさんの方に来てもらうことが私の夢です!

◇疋野(ひきの)みふ隊員
(栗山地域担当)
人との出会いが一番の思い出です。関わってくださる人に出会えたからこそ、現在までの活動にもつながっています。栗山地域にある、秘境といわれる風光明媚(ふうこうめいび)なスポットにたくさん連れて行っていただいたのも思い出です。
鹿革サークルでは、月1回の教室でメンバーと他愛のない話をすることも楽しみでしたし、仕上がった作品を互いに「いいね!いいね!」と言い合うことも、とても楽しかったです。
今後やりたいことはいろいろとあって、ここには書ききれませんが、とにかく自分が楽しいと思えること・周りの人も楽しくなるようなことをできたらいいな!と考えています。家族との生活が土台にあって、みんなが笑って過ごせるような毎日になるよう、今後も過ごしていきます(具体的な夢は恥ずかしいので内緒です)。

◎インスタグラム
nikko_deer_

問合せ：地域振興課　地域政策係
【電話】0288-21-5147