こんにちは! 保健師です

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■5月31日は世界禁煙デーです!
今月の記事担当：村越
5月31日は、WHO(世界保健機関)により定められた「世界禁煙デー」です。また厚生労働省では、毎年5月31日から6月6日を「禁煙週間」と定めています。
今年の世界禁煙デーのテーマは「We　need　food,not　tobacco何よりも欲しい物、それはタバコでなく、食べ物です(意訳)」。葉タバコ耕作農家がタバコ栽培を止めて、サステイナブルで栄養豊富な食糧生産に安心して転業できる対策の充実を追求します。あわせて、タバコ農家が食糧生産に転業することを妨害するタバコ産業の企てを世界の人々に知らせることにも、重点を置きます。今年の世界禁煙デーの取り組みは、世界の食料危機の解決に大きく貢献します。

○なぜ禁煙なのか
たばこには5,300種類以上の化学物質と70種類以上の発がん物質が含まれています。脳卒中や心臓病、慢性的な肺疾患、糖尿病、慢性腎臓病など、さまざまな生活習慣病を引き起こすほか、肺がんに限らず多くのがんの原因になります。これらの病気のリスクは、喫煙を開始する年齢が早いほど増加します。
喫煙は、高血圧と並んで日本人が命を落とす2大リスク要因の1つです。わが国の喫煙率は低下していますが、喫煙の健康への影響は喫煙の流行から20～30年遅れて顕在化します。
また、健康に害を及ぼす有害物質は、喫煙者が直接肺に吸い込む「主流煙」よりも、火のついたタバコの先から立ち上る「副流煙」の方が高い濃度で含まれています。
受動喫煙をなくすためには、禁煙することが最善の選択です。ご自身の健康のためにも禁煙に取り組みましょう。

○禁煙は、かかりつけ医に相談しましょう
「やめたくてもやめられない」…それは「ニコチン依存症」という病気です。ニコチンは麻薬やアルコール以上に依存性が高い薬物です。禁煙できないのは、自分の意志が弱いせいではありません。ニコチン依存症の基準を満たし、禁煙の同意書にサインをすれば禁煙治療に医療保険が適用されます。まずは身近なかかりつけ医に相談してみましょう。

問合せ：
健康子育て課(1階2番窓口)【電話】25-0110
地域包括支援センター(1階3番窓口)【電話】25-0281