令和5年度一般会計および特別会計等の歳入歳出決算が9月議会で認定されました。
■一般会計決算
歳入総額は4,427,253千円、歳出総額は4,241,182千円で、前年度と比べると歳入769,552千円(14.8%)の減額、歳出689,136千円(14.0%)の減額となりました。
■歳入の状況
自主財源(町税などの町が自ら確保できる財源)は、主に町税や寄附金の減により、前年度と比べて41,043千円減額となりましたが、自主財源の占める割合は前年度に比べ5.2%増加し40.5%となりました。また依存財源(国の補助金などの自主財源以外の財源)は、主に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの国庫支出金や、横小校舎整備事業に係る地方債の起債が大幅に減となったため、前年度と比べて728,509千円減額となり、依存財源の占める割合は前年度に比べ5.2%減少して59.5%となりました。
■歳出の状況
性質別では、扶助費で電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金が減額となったものの、人件費で給与改定に伴う各種手当が増、公債費で町債元利償還金が増となったことなどに伴い、義務的経費が前年度に比べ37,072千円(2.4%)の増額となりました。投資的経費では、主に横小校舎整備事業における学校施設等整備工事、社会資本整備総合交付金町道整備事業における道路改良工事の減により64,457千円(61.1%)の減額となりました。
目的別では、構成比の大きい科目のうち増額となっている主な要因は、公債費が防災行政無線デジタル化整備事業に係る緊急防災・減災事業債の元金償還開始に伴う増、衛生費が広域市町村圏組合負担金(し尿処理事業など)の増によるものです。一方、教育費、総務費および土木費が減額となっていますが、主な要因は、教育費が前述の学校施設等整備工事の減、総務費が財政調整基金積立金の減、土木費が前述の道路改良工事の減によるものです。
※~千円(~%)は前年度との差額および増減比率です。
引き続き財政運営の健全化に努め、町民の皆さんと一体となって「日本一住みよい町」「日本一誇れる町」を目指して取り組んでいきます。
●令和5年度 一般会計歳入決算構成(単位:千円)
●令和5年度 一般会計歳出決算構成(目的別)(単位:千円)
●令和5年度 一般会計歳出決算構成(性質別)(単位:千円)
●特別会計等(単位:千円)
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