横瀬町長
富田 能成(よしなり)
■令和6年度健康長寿優秀市町村表彰を受けました
埼玉県が毎年開催している健康長寿優秀市町村表彰式。県下市町村における、住民の健康長寿の促進において、優れた取組みを表彰する式典です。令和6年度は、優秀賞5市町、優良賞10市町、特別賞2市の計17の市町が表彰され、横瀬町は、優良賞を受賞しました。町としては、昨年(令和5年度)の特別賞受賞が初めての受賞で、今年度は2年連続での受賞となりました。当町が進めている「日本一歩きたくなる町プロジェクト」のウォーキング教室が評価されたものです。
当町は、コロナ禍の困難な状況下の中で、健康づくり・賑わいづくり(観光誘客)・ひとの輪づくりを進めるために「日本一歩きたくなる町プロジェクト」を立ち上げ、ウォーキングの推進に取り組んでいます。その中で展開しているウォーキング教室は、毎月1回開催しており(町内のコースを歩く)、令和5年度は延べ405人が参加しています。この中で、ウォーキングを広めていくために、ウォーキングリーダーの育成も実施しており、現在、14名のウォーキングリーダーが誕生しています。また、握力測定、開眼片足立ちテスト、イス座り立ちテストなど体力測定も実施し、参加者の健康づくりに役立てています。母数の少ないデータではありますが、ウォーキングに参加した方々の医療費は、参加していない方々の医療費より抑制されている、というデータも出ています。
ウォーキングリーダーがいてくれることで、保育所の3歳児から5歳児を対象にした「歩育プログラム」や、「地球5周チャレンジマーチ」など、日本一歩きたくなる町プロジェクトの他の事業との連携も進んできました。健康長寿優良市町村表彰を受けると、県から交付金をいただける大きな利点があります。ウォーキングの普及啓発や健康長寿につながる取組みを引き続き積極的に推進していきたいと思います。
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