ヒートショックとは急激な温度変化が体におよぼす影響のことです。冬の寒い時期に暖かい部屋から寒い廊下に行くと、「ゾクゾク」っと震えたことはありませんか?この状態も「ヒートショック」なのです。室温の変化によって、血圧が急激に上昇したり下降したり脈拍が速くなったりすることで、脳梗塞(こうそく)や心臓疾患(しっかん)など命をも脅(おびや)かすこともあるので、十分な注意が必要です。
■今日からできる寒暖差に対応するポイント
(1)服装のポイント
首元や足元を冷やさないでください。首元を暖かくするストールなどや脱いだりはいたりできるレッグウォーマーなどがあると効果的です。
(2)入浴でのポイント
お湯の温度は41℃以下で、ぬるめのお湯にゆっくり入浴します。シャワーを使った浴槽へのお湯はりなどは効果的で、浴室全体を暖めることができます。
(3)睡眠のポイント
睡眠中は体の水分が失われていくので、寝る前には水分を摂ってから布団に入りましょう。
※大切な家族を「ヒートショック」から守るために、ぜひ暮らしの工夫をしてみましょう!
問合せ:保健センター
【電話】294-5511
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