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自治体の皆さまへ

誰もが無意識に持っている思い込み・偏見 アンコンシャス・バイアスの気づきから始めよう

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埼玉県毛呂山町

■アンコンシャス・バイアスとは?
・「血液型」を聞いて、相手の性格を想像することがある。
・「世代」や「学歴」などで相手を見ることがある。
・「性別」で任せる仕事や役割を決めていることがある。
このように思った経験はありませんか?「アンコンシャス・バイアス」は、日常に溢れていて、誰もが潜在的に持っている思い込み・偏見のことです。例えば日常的に耳にする「男の子だからしっかりしなさい」や「女の子だからお家のお手伝いをしてね」などの言葉が該当します。

■なにが問題となるのでしょうか?
「アンコンシャス・バイアス」を持つこと自体は問題はありません。しかし、褒めていたり、気遣いのつもりでも、自分の価値観だけで相手を認識・判断することで、時には、その人自身を正当に評価できず、相手の個性や特性、可能性を否定し、傷つけてしまうことがあります。
「アンコンシャス・バイアス」を自覚し、少なくすることは、誰かの「自分らしさ」を否定しないためだけでなく、誰もが本来持つ力を発揮するためにも必要です。

■どうすれば無くなるのでしょうか?
悪気はなくても思い込みや偏見は生じてしまいます。それに、生きてきた長さやこれまでの経験・環境などによって「当たり前」は違います。
まずは個々の思い込みや偏見に「気づく・気づこうとする」ことが必要です。また、自分の感覚だけで「決めつけ・押しつけ」をせず、互いを尊重し合っていくことが大切です。そして、多様な価値観が尊重されれば、誰もが力を発揮でき、活躍できる社会に繋がります。

■男女共同参画に関する講演会を実施しました
10月6日に、埼玉県男女共同参画推進センターより薄井篤子さんをお呼びして、講演会を開催しました。「男は当然〇〇だ」、「外国人は、みんな〇〇」といったステレオタイプバイアスや、少数派に対する「好意的」でも「勝手な」思い込みの慈悲的差別や、ほかにもさまざまなアンコンシャス(無意識)があることを教えていだだきました。自分のバイアスを意識化して、対話の機会を増やすことでバイアスを乗り越えて、お互いの理解を深めやすくなるとのことでした。
家庭で、地域で、職場で、アンコンシャス・バイアスについての意見交換をすることで、「気づき」から始めてみませんか。

問合せ:毛呂山町男女共同参画推進会議事務局(役場総務課自治振興係)
【電話】295-2112(内線312・314)

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