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キラリ熱中時間

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埼玉県深谷市

深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

■深谷の『煮ぼうとう』が『100年フード』に認定
◇武州煮ぼうとう研究会
・小林仲治(こばやしなかじ)さん
・根岸祥次(ねぎししょうじ)さん
・中島三男(なかじまみつお)さん

◇後世へつなぐ深谷伝統の味
『武州煮ぼうとう研究会』は、渋沢栄一翁も愛した郷土料理『煮ぼうとう』の市内外への普及のために、日々活動しています。
『昔、自分たちが子どもの頃によく食べていた煮ぼうとうを、再び食べてもらいたい。』という思いのもと活動を始めて、今年で20年を迎えました。初代会長の小林さんは「自分たちが自主的に活動を楽しんでいるからこそ今まで続いているのだと思いますよ。」と話します。
そんな節目の年に、『煮ぼうとう』が『100年フード』に認定されました。『100年フード』とは、文化庁が、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を認定する取り組みです。
認定を受けて、現会長の中島さんは「煮ぼうとうは、深谷の地域に愛されていたからこそ、伝承されてきたと感じますね。」と、江戸時代から続く煮ぼうとうの歴史を振り返ります。そして、2代目会長の根岸さんは、「煮ぼうとうは次世代に続く郷土料理であり、つないでいくのは我々の務め。さらに長く伝えていきたいですね。」とこれからの活動に対する気持ちを語ってくれました。
「煮ぼうとうはB級グルメのイベントによく出ますが、我々の煮ぼうとうは永久グルメなんです。」と自信に満ちあふれた一言を語る小林さんと、それにうなずく根岸さんと中島さん。そんな歴代会長の3人の表情は、煮ぼうとうに対する情熱と、これからの世代に伝統の味をつないでいくという決意に満ちていました。

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