■裏面の図柄
新一万円札に描かれる東京駅丸の内駅舎は『赤レンガ駅舎』として親しまれた歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されています。
ご存じのかたも多いと思いますが、東京駅丸ノ内駅舎に使用されているれんがは、渋沢栄一が現在の深谷市に設立した日本煉瓦(れんが)製造株式会社で製造されたものです。新一万円札は、表面の渋沢栄一の肖像に加えて、裏面も深谷市にゆかりがあり、深谷市にとってはとても誇らしい組み合わせになっています。
そして新五千円札には、古事記や万葉集にも登場し、古くから広く親しまれているフジの花、新千円札には、江戸時代の浮世絵師葛飾北斎(かつしかほくさい)の代表作で知名度も高く、世界の芸術家に影響を与えた作品である富嶽(ふがく)三十六景『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』が描かれます。
どの紙幣も、新元号の時代に引き継ぐべき日本の歴史と文化、美しい自然を表しています。
出典:国立印刷局ホームページ
【HP】https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/index.html
※詳細は、本紙P.30をご覧ください。
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