キラリ熱中時間

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深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

■子どもの読書活動優秀実践団体『文部科学大臣表彰』を受賞
◇読み聞かせボランティア『はなぞの』
・福田百合子(ふくだゆりこ)さん
・坪田和子(つぼたかずこ)さん
・栗原志津子(くりはらしづこ)さん

◇子どもたちへ届け!絵本の世界
ボランティア団体『はなぞの』は、小学校や図書館などで読み聞かせ活動を通して、子どもたちに絵本に触れる時間を提供しています。このたび、長年の活動が評価され、令和5年度子どもの読書活動優秀実践団体として『文部科学大臣表彰』を受けました。
約20年前に活動が始まったときの、『地域の子どもたちに本を好きになってもらいたい』そして『会員の親睦を深めたい』という思いは、今も変わりません。会員の皆さんが、情報交換や研修会などを通して共に活動を楽しみ、支え合って運営していることで、読み聞かせスキルの向上にもなっています。
そんな会の和やかな雰囲気が伝わり、子どもたちの気持ちもほぐれるのでしょう。この会を立ち上げ、活動を続けてきた福田さんは、「読み聞かせ中の子どもの反応が何よりうれしいものです。
『物語に合うよ。』と歌を歌ってくれたクラスもありました。」と、目を細めます。また、前会長の栗原さんも「子どもたちがホッとできる時間になっているのかな。」と、楽しそうに話してくれました。
現在の会長である坪田さんは、今回の表彰を受けて、『先輩が築いてきた活動を自分たちも長く続けていこう。』という思いが強くなったと言います。「少しでも、子どもたちがさまざまな本に触れて、豊かな時間を過ごすきっかけになればうれしいです。」と、その優しいまなざしの中に、確かな決意が込められていました。

▽『はなぞの』では一緒に活動する会員を募集しています。活動に興味をお持ちのかたは、深谷市立図書館にご連絡ください。
【電話】571-8210