■日々の食事を彩る栄養豊富なブロッコリー
令和8年度から、ブロッコリーが国の指定野菜に追加されることが決まりました。指定野菜とは、特に消費量が多い野菜を国民がいつでも食べられるよう、安定した供給を目指すために国(農林水産省)が指定するものです。つまり、現代日本人の食生活になくてはならない野菜と言えます。この指定野菜が新しく追加されるのは約50年ぶりのことです。
そんな話題のブロッコリーですが、実は深谷市は日本を代表するブロッコリーの生産地の一つで、全国1位の作付面積と産出額を誇ります。
ブロッコリーは栄養素が豊富で、特に抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、βベータ-カロテンを多く含みます。これらは動脈硬化を引き起こす活性酸素の働きを抑えたり、免疫機能を強化させたりする作用があります。そのほかにも、カリウム、カルシウム、鉄分などのミネラル類も多く含まれます。
これからますます手に取りやすくなることが見込まれる、深谷のおいしいブロッコリーを食べて、健康長寿を目指したいですね。
東都大学 管理栄養学部管理栄養学科 助手 管理栄養士
安里要(あさとかなめ)さん
■キレイ・元気を応援します! No.124
◇残暑でも見た目鮮やかにさっぱりと!
『ブロッコリークルミダレそうめん』
[おすすめポイント]
・夏に余ったそうめんをアレンジして食べられる!
・ほかの麺類でも代用可能です。
[栄養価(1人分)]
エネルギー:342kcal
たんぱく質:10.0g
脂質:10.0g
炭水化物:56.0g
塩分:2.6g
[材料(2人分)]
・そうめん100g
・ブロッコリー100g
・ミニトマト5個
タレ:
・クルミ(ロースト)25g
A
・みそ大さじ1/2
・砂糖小さじ1/2
・めんつゆ(2倍濃縮)50cc
・水50cc
[作り方]
(1)ブロッコリーは食べやすい大きさに切り、2~3分ゆでる。ミニトマトは半分に切る。
(2)クルミをビニール袋に入れてたたき、細かく砕く。
(3)ボウルにAと(2)を入れ、混ぜる。
(4)そうめんを商品の表記通りゆでて、冷水でしめる。
(5)器に水を切ったそうめんを盛り、上から(3)をかける。
(6)適量のブロッコリーを細かく刻み、麺の上に散らす。
(7)(1)のブロッコリーとミニトマトを乗せて完成。
(レシピ作成:東都大学管理栄養学部、料理:管理栄養学部生 太田爽香(おおたさやか)、村田瑠奈(むらたるな))
『ふかやの野菜をプラス1皿! 野菜でTUNAGU(つなぐ) 明日の健康!』
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