キラリ 熱中時間

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深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

◆日本代表として2024男子U18アジア選手権大会に出場!
正智深谷高等学校3年　中山椋太(なかやまりょうた)さん

○日の丸を背負い世界に飛び立つ
正智深谷高校バレーボール部の中山椋太選手は、U18(18歳以下)日本代表の『リベロ(守備専門選手)』として、7～8月にバーレーンで開催された『2024男子U18アジア選手権大会』に出場しました。結果、日本代表チームは4位と、来年行われる男子U19世界選手権の出場権を獲得し、また、選手が在学中にバレーボール日本代表に選ばれたことは、正智深谷高校で初めての快挙となりました。
「バレーボールが楽しいし、大好きです。」と話す中山選手は、家族の影響で小学校1年生から、地元のバレーボールクラブ『ジュニア深谷』に所属し、基礎練習を重ねてきました。そこで磨き上げた持ち前のレシーブ力が生かされる、守備の要かなめのポジションである『リベロ』。アジア選手権大会で『リベロ』として意識していたことを聞くと、「相手の情報を味方選手に伝えたり、位置取りを指示したりと、前衛選手のブロックもコントロールするポジションのため、チームメイトと自発的にコミュニケーションを取りました。」と、選手同士が、互いを高め合う関係づくりをしていたと言います。さらに、「『ボールを落とさなければ勝てる。』という強い気持ちで挑みました。」と、世界を相手に勝ち進む中でついた自信が、強く伝わります。
今後の目標は、「来年の世界選手権で再び日本代表に選ばれること、そしていつか、シニアの日本代表に選ばれたいです。」と、若くして日の丸を背負った経験を糧に、中山選手はさらなる飛躍を目指します。