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キラリ 熱中時間

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埼玉県深谷市

深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

◆第42回彩の国21世紀郷土かるた団体戦 深谷Cチーム
青木優衣(あおきゆい)さん 有田紗(ありたすず)さん 岡添愛華(おかぞえまなか)さん

○努力と団結力で郷土かるたの頂点へ
「まがたまはー、過去と未来の首飾りー」の声で始まる『彩の国21世紀郷土かるた』は、郷土を愛する子どもたちを育成するため、埼玉県の偉人や自然、歴史、文化、特産物などをテーマに制作されているかるたです。
3月にこのかるたの県大会が行われ、団体戦で見事優勝したのが、青木さん、岡添さん、有田さんの3人です。団体戦での優勝は深谷市初の快挙となりました。
優勝したときの感想を聞くと、「『本当に勝ったのかな?』と実感がなかったです。」とはにかむ3人ですが、優勝の裏にはさまざまな努力がありました。
3人が郷土かるたを始めたのは、小学校低学年の頃だといいます。そこから日々練習を重ねていき、昨年は5年ぶりに開催した県大会の個人戦にチームの中の2人が出場しました。しかし、惜しくも負けてしまい、その悔しさをバネに、今回の大会に向け、昨年の県大会の経験を通して学んだ勝つためのコツをさらに研究したそうです。そして、週4日のペースで同じく深谷市から県大会に出場するチームや昨年県大会に出場した中学生を相手に練習を重ねて、本番に臨みました。
勝つために意識したことを聞くと「調子に乗りすぎないことと、絶対に勝つという気持ちでいることを大切にしましたね。試合が始まる前には3人でおそろいのキーホルダーを持って、『おー!』と掛け声をかけて気合いを入れました。」と、勝利の秘訣は3人の団結力にもありました。
3人はこの春から中学生となり、今回が最後の出場となりましたが、『かるたが好き!』と元気よく話してくれた3人のかるたへの情熱は、郷土かるたを通して郷土を学ぶ市内の子どもたちに引き継がれていきます。

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