~第2次深谷市総合計画後期基本計画に基づく各施策の推進をさらに加速~
◎深谷市予算 総額887億9,153万7千円
(一般会計・特別会計・企業会計)
前年度比4.8%増
今年度の予算は、令和5年度からスタートした第2次深谷市総合計画後期基本計画に基づく各施策の推進をさらに加速させるための予算を編成しました。今年度も健全な財政を維持しつつ、将来を見据え、各施策を着実に進めていきます。
~令和6年度施政方針より抜粋~
○『元気と笑顔の生産地 ふかや』の実現に向けて
深谷市長 小島 進
昨年を振り返りますと、深谷市では、県内初の保育料完全無償化や幼稚園・こども館複合施設の建設への着手など、子育て世代の負担軽減を進めてまいりました。
また、郷士の偉人渋沢栄一翁の精神とSDGs(エスディジーズ)の目標を踏まえた、第2次総合計画後期基本計画がスタートし、さらには、栄一翁の教えを踏まえたSDGsの実践に向けた取り組みが国に認められ、SDGs未来都市にも選定されました。
不透明な社会経済情勢が続く中で、持続可能な財政運営とともに、少子高齢化による人口減少に対応した市政運営が求められていることは、本市も例外ではありません。
この状況に的確に対応するため、『栄一翁の功績を活いかしたまちづくり』、『子育てに重点を置いたまちづくり』、『福祉に重点を置いたまちづくり』の3つの視点から市の魅力をさらに磨き上げ、皆さんに住み続けたい、住んでみたいと思ってもらえるまちづくりを実現できるよう、全力で取り組んでまいります。
私は、これまで、大好きな深谷をもっと良くしたいという思いと、未来を見据えて、計画的なまちづくりを行いたいという思いで、市政運営に取り組んでまいりました。
今後も初心を忘れず、緊張感を持って、『誰一人取り残さないみんながうれしい ふかや』、さらには、『元気と笑顔の生産地ふかや』の実現に向け、力を尽くしてまいります。
◆一般会計(市の基本的な事業を行うための会計)
一般会計 当初予算額 576億418万円
▽一般会計予算額の内訳
[歳入]
最も大きな割合を占める『市税』は、景気動向などを踏まえ、増加を見込んでいます。
[歳出]
高齢者や子どもなど、さまざまな福祉分野に使われる『民生費』が、歳出の中で最も大きな割合を占めています。
※表示単位未満を四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります
◆特別会計(特定の事業を行うための会計)
予算額 195億6,318万6千円
《内訳》
・国民健康保 険150億8,551万4千円
・後期高齢者医療 38億9,365万7千円
・国済寺土地区画整理事業 5億8,401万5千円
◆企業会計(特定の事業をその事業の収入で運営する会計)
予算額 116億2,417万1千円
《内訳》
・水道事業 47億5,336万5千円
・下水道事業 68億7,080万6千円
◆市民1人あたりで計算すると…
市民1人あたり約40.8万円が使われます。
(一般会計予算を3月1日現在の人口141,314人で計算)
○子育て・福祉 約18.3万円
子育て支援、高齢者・障害者福祉の充実など
○教育 約5.2万円
学校施設の整備、教育環境の充実など
○道路・まちづくり 約3.9万円
道路や橋の整備・維持管理など
○市役所運営・防災 約3.6万円
住民票や戸籍の交付、防災対策など
○その他 約9.8万円
公衆衛生、産業振興や消防など
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