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キラリ 熱中時間

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埼玉県深谷市

深谷市にゆかりがあり、市内外で活躍する個人や団体を紹介します。

◆女子走り幅跳び(T64)でパリ2024パラリンピックに出場!
パラリンピック陸上選手 深谷市親善大使 髙桑早生(たかくわさき)さん

○変わらぬ情熱で世界に挑む
「陸上競技は今となっては生活の一部です。」そう語るのは深谷市ゆかりのアスリートで、深谷市親善大使も務める、髙桑早生さんです。
髙桑さんは、小学校6年生の時に骨肉腫を患い、中学校1年生で左ひざ下を切断しました。そして、知人に連れられ見に行った陸上の大会で、スポーツ用義足を履いて生き生きと走る選手を見たことをきっかけに、パラ陸上を始めました。パラリンピックの初出場から12年がたち、今年、4大会連続での出場となるパリ2024パラリンピックに、女子走り幅跳び(T64)の日本代表として挑みます。
「競技に対しては、身からだ体一つを余すことなく使って勝負するところに魅力を感じています。できないと思っていたことができるようになった瞬間や、身体が自分のコントロール下に入ったときに面白さを感じます。」と全身全霊で陸上競技を楽しむ髙桑さん。過去3大会の自分を「ロンドンは怖いもの知らずの初心者。リオは4年準備した駆け出しアスリート。東京はさまざまな思いと不自由が渦巻く混乱状態。その時々でできることに精一杯取り組んできましたが、力不足を感じることも多々あります。」と冷静に振り返ります。
4回目の挑戦を控え、「世界レベルの大会を一つひとつこなしていく時に、自分の成長を感じます。」と力強く答える髙桑さんに、パリ2024パラリンピックへの意気込みを聞くと、「入賞と自己ベスト更新が目標です。4回目のパラリンピックですが、今が一番『世界に挑戦するぞ!』という気合いが強いです。」と、12年前から色あせない陸上への情熱を感じさせる髙桑さん。パリ2024パラリンピックでの活躍に目が離せません。

・くす玉開きで新紙幣発行のお祝いにも参加してしていただきました
※髙桑さんのパリ2024での競技日程などは本紙6ページをご覧ください

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