文字サイズ
自治体の皆さまへ

今日のごはんは明日のげんき! ~笑顔でつくる健康なまち 深谷~

39/40

埼玉県深谷市

■古代エジプト王を救った野菜~モロヘイヤ~
モロヘイヤはエジプトなどの中近東を原産とする緑黄色野菜で、古代エジプトの王様が苦しんだ重い病がモロヘイヤのスープで治ったという伝説から、アラビア語で『王様の野菜』と言われています。『王様の野菜』の名にふさわしく、非常に高い栄養価が特徴で、プロビタミンA(ビタミンAの元となるもの)のβ-カロテン、ビタミンB群・C・E・Kなどのビタミン類に加え、カルシウムなどのミネラル類も多く含みます。また、細かく刻むと粘りが出るのが特徴で、このぬめり成分であるムチレージには、胃や腸などの消化管の粘膜を保護する効果があると言われています。
モロヘイヤの栽培には高温が必要なことから、日本での旬は6~9月ごろになります。生食もできる野菜ですが、そのままだとあくが強く食べにくいので、下茹でしてサラダやスープの具として食べるのがおすすめです。

東都大学 管理栄養学部 管理栄養学科助教
管理栄養士 髙木智弘(たかぎともひろ)さん

■キレイ・元気を応援します!No.122
○モロヘイヤのネバネバ成分でしっとりもちもち食感!
『モロヘイヤのパンケーキ』

[おすすめポイント]
・緑色の見た目が印象的!
・クセがなく、野菜嫌いなかたでも食べられます

[栄養価(1人分)]
エネルギー:266kcal
たんぱく質:8.3g
脂質:5.0g
炭水化物:48.7g
塩分:0.6g

[材料(3枚分)]
・ホットケーキミックス150g
・牛乳80ml
・卵1個
・モロヘイヤ50g
・バナナ1本
・油大さじ1
・トッピング(バター、蜂蜜などお好みで)

[作り方]
(1)モロヘイヤを沸騰した湯でさっとゆで、水にさらす。堅い芯のところを切り落とし、5cmくらいに切り、よく水気を取っておく。
(2)ミキサーに牛乳、卵、バナナ、(1)を入れ、全体がなめらかになるまでかき混ぜる。
(3)ボウルにホットケーキミックスと(2)を入れてよく混ぜ合わせる。
(4)油をひいたフライパンで、両面を焼く。
(5)皿に盛り付け、トッピングをして完成。

(レシピ作成:東都大学管理栄養学部、料理:管理栄養学部生 村山叶夢(むらやまかなむ)、山﨑健人(やまざきけんと))

『ふかやの野菜をプラス1皿! 野菜で TUNAGU(つなぐ) 明日の健康!』

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU