■『そっくりさん』に感謝!
新1万円の発行記念事業には、多くの市民の皆さんに参加していただくことができ、栄一翁が『深谷市出身』の偉人ということを、メディアなどを通じて大いに発信できたと思っています。
ひとつご理解いただきたいのは、これらのイベントなどの経費については、『渋沢栄一翁の顕彰に」という趣旨で市にいただいた寄附金で賄(まかな)われたということです。ご寄附をいただきました、個人・法人の皆さんに心からお礼申し上げます。
さて、私が特に足を向けて寝られない方々がいらっしゃいます。それは「渋沢栄一そっくりさん」の3人です。
5年前に、栄一翁が新1万円札の肖像になると発表された直後に開催した『そっくりさんコンテスト』に出場されて以来、さまざまな行事に、すべてボランティアで協力してくださいました。明治時代の洋装を模した衣装も一緒に買いに行きましたが、すべて自前です。
記念事業の終盤では、私も自前のモーニングを着て一緒にイベントに参加しましたが、毎回汗びっしょりで、そのご苦労を実感しました(クリーニング代も結構かさみました)。また、市のイベントだけでなく、春の全国交通安全運動などでも活躍され、テレビや新聞のインタビューで深谷市と栄一翁をPRしてくださいました。そんなお三方(さんかた)と一緒にステージに上がることは、非常に心強く、楽しみでもありました。
沼尻芳治(ぬまじりよしじ)さん、鵜養秀男(うがいひでお)さん、向井正義(むかいまさよし)さん、本当にありがとうございました。
引き続き、無理のない範囲で一緒に栄一翁の精神を広めていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。
深谷市長 小島 進
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