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自治体の皆さまへ

市長の深谷がいい話

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埼玉県深谷市

■民間路線バスが復活
このたび、利用者の減少などにより令和2年3月末に廃線となった、JR深谷駅北口~JR籠原駅北口間の民間路線バスが復活し、令和6年12月から運行を開始しました。当時廃線となったこの路線は、人口密度が比較的高い幡羅地区を通り、地域の方々にとって重要な交通手段でした。
路線の廃止後、「バス路線を復活してほしい」と多くのかたから要望をいただきましたが、深谷市と熊谷市の行政区をまたぐため、自治体が運営するコミュニティバスを運行させることは困難でした。
さらに、ガソリン価格の高騰や人手不足など、公共交通を取り巻く環境も、年々厳しさを増しています。
このように、交通インフラの運営に逆風が吹く中、公共交通の課題解決に取り組む『深谷観光バス株式会社』から、廃止路線の代替バス運行の申し出をいただき、新たな定時定路線バスの運行が計画されました。
復活した路線バスは、一度廃線になったことを踏まえ、一定のサービス水準を維持・継続するため、路線沿道の皆さんのさまざまな移動ニーズに合わせた運行としています。JR深谷・籠原駅間を基本とし、市内の高等学校・専門学校・企業への通学・通勤に加えて、通学・通勤が落ち着く時間帯には、深谷赤十字病院への通院利用ができるなど、運行の効率性と交通の利便性を高めるルートを複数設定しているのが特徴です。
深谷市では、この路線バスの運行費用の一部を補助しています。ぜひ、この機会に友達や家族と一緒に、復活したバス路線をご利用ください。
また、今月はバスの運転手不足などの課題解決に向けた、自動運転技術の導入・推進の取り組みとして、『自動運転EVバス試乗会』を開催します。
市では、今後もさまざま取り組みを通して、持続可能な公共交通づくりに努めてまいります。

深谷市長 小島 進

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