市長の深谷がいい話

9／37

■第75回全国植樹祭が開催されます
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・みどりに対する国民の理解を深めるため、開催地を変えて毎年開催される、国土緑化運動の中心的行事です。
埼玉県では、昭和34年に寄居町で開催された第10回大会以来、66年ぶりとなる第75回大会が、5月25日(日)に秩父ミューズパークで開催されます。大会では、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国から多くの招待者が集まる中、式典行事や記念植樹が行われます。
深谷市では、『深谷テラスパーク』がサテライト会場となり、式典の様子がライブ配信されるほか、各種のPR展示が行われます。
開催を盛り上げるために、現在、全国植樹祭のシンボルとして製作された『木製地球儀』が、県内市町村で巡回展示されています。深谷市では、3月24日(月)～27日(木)に市役所本庁舎1階に展示されますので、ぜひご覧ください。
深谷市には、自然を満喫できる『鐘撞堂山(かねつきどうやま)ふるさとの森』があり、多くのかたが訪れています。春の山桜や、四季折々の草花を楽しめるほか、鐘撞堂山(標高330m)は、1時間程度で登ることができるハイキングルートが整備されていて、日帰り登山を楽しめる里山として人気です。
この環境は、『ふるさとの森サポーター』の皆さんが市との協働により、ボランティアで登山道の下草刈(したくさが)りなどを行ってきたことで、守られています。森林・みどりを守り育てる活動に取り組む皆さんに、敬意を表するとともに、全国植樹祭の招待者として推薦し、深谷市を代表して式典行事に参加していただきたいと考えています。
皆さんにも、この大会を機に森林・みどりへの関心を、深めていただければ幸いです。

深谷市長　小島　進