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[特集] より便利に!自動運転技術の導入を目指して!(1)

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埼玉県深谷市

■コミュニティバス『くるリン』を再編します
4月から、市民の利便性を高めるとともに、市外からの来訪者の移動ニーズにも対応するため、深谷市コミュニティバス『くるリン』は、定時定路線のうち、主に北部シャトル便の運行を再編します。
今回は、定時定路線の再編後の主な変更点のお知らせに加えて、県内で初めて、コミュニティバスへの導入を目指している自動運転技術について紹介します。

◆『くるリン』を便利に再編!
▽市民の重要な移動手段
深谷市コミュニティバス『くるリン』(以下『くるリン』)は通院や買い物、通勤・通学など、市内を移動するための主要な交通手段として利用されています。
特に高齢者などの、交通手段を持たないかたにとっては、日常生活の移動に欠かせない重要な役割を担っています。

▽利用者のニーズに合わせて使いやすく定時定路線を再編
『くるリン』は、現在、『北部シャトル便』、『東部シャトル便』、『西部シャトル便』、『南部シャトル便』の4路線の定時定路線と、事前に日時と場所を予約して利用するデマンドバスを運行しています。
中でも、北部シャトル便は、4路線で最も利用者が少ない状況です。北部地域には、渋沢栄一記念館をはじめとする観光施設が多く点在しているにもかかわらず、現在、公共交通を利用してそれらを周遊することは難しくなっています。しかし、令和2年に新型コロナウイルス感染症の影響で減少した観光客数は、大河ドラマ『青天を衝け』の放送などを契機に、増加傾向にあり(下記『深谷市への観光客数の推移』参照)、令和6年7月の新紙幣発行により、今後もさらに増加することが予想されます。
そのため、通院や買い物、通勤・通学など、市民の日常生活を支えるとともに、市外から訪れるかたの渋沢栄一関連施設などへの観光需要にも対応するため、市内の公共交通の状況を踏まえ、令和6年11月に『深谷市コミュニティバス「くるリン」(定時定路線)再編計画』を策定しました。この計画を基に、4月から『くるリン』定時定路線の北部シャトル便を先行して再編します。
いっそう便利に生まれ変わる『くるリン』をぜひご利用ください。

▽深谷市への観光客数の推移(単位:千人)

(参考:埼玉県観光入込客統計調査結果)

▽令和7年4月からの定時定路線再編のポイント!

◎通勤・通学や観光に!
北部シャトル便に周遊便を組み合わせ!

◎より分かりやすく!
運賃体系を見直し!

◎県内初!
自動運転技術の導入を目指します!

《変更その1》 北部シャトル便に『周遊便』が登場します

北部エリアでは、日常生活の足としての利用だけでなく、市外から観光で訪れたかたにも利用しやすいよう、シャトル便と周遊便を組み合わせた運行ルートになります。

◎シャトル便 通勤・通学に!
通勤・通学需要に対応するシャトル便を午前6時30分~9時30分と午後1時30分~7時30分の時間帯に16便運行します。
・シャトル便ルート(1)
JR深谷駅北口⇔旧渋沢邸『中の家(なかんち)』

・シャトル便ルート(2)
JR深谷駅北口⇔深谷大里看護専門学校

※詳細は本紙P.3をご覧ください。

◎[NEW] 周遊便〈観光に!〉
観光需要に対応するため、市内の観光拠点を一巡する周遊便を午前9時30分~午後1時30分の時間帯に2便運行します。
※1便あたり2周します。

○周遊便ルート
・起終点
・JR深谷駅北口
※詳細は本紙P.3をご覧ください。

《変更その2》 運賃を一律にします
定時定路線の運賃を、乗車距離に応じた金額設定から、乗車距離に関わらず1回の乗車に対して一律の金額設定に変更します。
※障害者割引など、各種割引制度は現行通りです。

◎1日乗車券を導入します。
1日乗車券の価格は500円で、1日に3回以上乗車するかたはお得です。
※1日乗車券はバス車内で購入できます。

現行:
・2km未満…100円
・2km以上…200円

改正後:
1回乗車…200円

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