■自分を信じて、未来へ進む
林田 遼汰(はやしだりょうた)さん
フジサンケイジュニアゴルフ選手権大会優勝(最年少制覇)(妻沼西中学校2年)
◇祖父と歩んだゴルフの道
ゴルフを始めたのは小学校2年の時、ゴルフ好きな祖父に誘われて練習に行ったことがきっかけでした。今は週5日の練習のうち、1日は近隣のスポーツクラブに通っていますが、普段は指導者を付けずに個人で練習しているので、祖父からの教えが私の基礎になっています。打ち方も、ラウンドの回り方も全部祖父に教わって、小さい頃からずっとゴルフを「楽しい」と感じています。その中で形になっていった好奇心や成長したいと思う気持ちが私の原動力です。
◇大会を通して学んだこと
私は身長が180センチあり、同年代の中では体格が良いので、ドライバーで1打目の飛距離を出すことを意識しています。今は290ヤードくらい飛ばせているので、今回優勝(2日間で10アンダー)したフジサンケイジュニア(中学1年から高校生まで出場)や、大人も出場するフジサンケイクラシックでもその強みを活(い)かしたプレーができたと思っています。ただ、もっと高いレベルで戦うためには、アプローチやパターなどの精度を高めないといけないと感じています。
フジサンケイクラシックでは、最初はテレビで見る選手と同じ舞台に立つことに緊張しましたが、全体を通しては自分のプレーに集中できたと思います。憧れている石川遼(いしかわりょう)選手にも会えたので、この大会で経験したことをモチベーションにしながら、また日々の練習を頑張りたいです。
◇これからの目標
まずは、来年1月の関東大会を確実に突破して、全国大会で結果を出したいと思っています。夏の全国大会では中学生の部で13位(東日本で2位)だったので、来年はさらに上の順位を目指します。
今回のフジサンケイジュニアゴルフ選手権大会での最年少制覇という肩書にとらわれることなく目の前のことに集中していきたいです。
これからも、支えてくれている家族や地元の皆さんに感謝をしながら、大好きなゴルフを頑張っていきたいと思います。
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