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自治体の皆さまへ

【市長コラム】てっちゃんのひとりごと

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埼玉県熊谷市

このコーナーでは、小林哲也市長が日々感じている思いや出来事などを隔月連載でお伝えしています。

[第13回]
「桜を未来へ」
皆さん今年の桜はお楽しみいただけましたでしょうか。
しかし、今年の桜の開花には気を揉みましたね。2月は暖かく最高気温22.6度を記録した日もありました。誰もが「今年の桜の開花は早そうだ」と思ったことでしょう。
こうした気候から、航空自衛隊熊谷基地のさくら祭も3月24日に開催されましたが、会場のソメイヨシノのつぼみは硬いままで、2本ある「熊谷桜」だけが満開でした。
熊谷桜堤の開花宣言は3月31日で、「熊谷さくら祭」の開催を数日遅らせたものの、そのしばらく見頃を迎えず、前半は肩透かしを食らったような気分でしたが、さらに期間を延長したことにより、多くの皆様に熊谷の桜を楽しんでいただけたものと思っています。
「桜は気まぐれ、思い通りにならない、だからこそ魅力がある。」という桜の大家の言葉が、ふと頭に浮かびました。
そんな熊谷の桜に今、魔の手が忍び寄っています。その名は、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」です。熊谷市では企業様から薬剤防除のご寄附をいただいて被害防止に努めておりますが、繁殖力が強く、駆除が追い付いていないのが現状です。
この天敵を駆除するために、熊谷市では被害拡大防止に補助金も設けていますので、ぜひご活用いただき、皆様によって育まれ、親しまれてきた桜の名所を保全して、「さくらのまち熊谷」の熱い思いが、未来へと受け継がれていくことを切に願っています。

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