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情熱世代 夢追い人 Dream Followers

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埼玉県熊谷市

世界で活躍できる選手を目指して
花岡(はなおか)恋緒奈(れおな)さん
2023年極真館空手道カザフスタン世界大会・14-15Years Girls KATA優勝(熊谷東中学校3年)

◆いつしか夢中になっていた空手
空手を始めたのは6歳の時です。同じく空手をやっていた兄の姿を見て、かっこいいと思い、憧れから私も道場に通い始めました。始めたばかりの時は稽古がきつくて正直「いつ辞めようか」と思うくらい道場に行くのが嫌でした。
しかし、小学校2年生の時に初めて出た大会で入賞できたことで、もっと良い結果を残したい!この雰囲気を楽しみたい!という思いが強くなり、空手に夢中になっていきました。今では、道場での稽古のほかに、家でもトレーニングをしています。家でのトレーニングは毎日しないと落ち着かないほどです。(笑)
また、コロナ禍の時は道場に通うことができず、思うようにいかないことも多くありましたが、家でもできることをやろうと家族のサポートをもらいながら稽古をしてきました。

◆オールラウンドに活躍できるように
極真空手には「組手」と「型」、「棒の型」があり、私はどの種目でも結果を残せるように稽古に打ち込んでいます。「組手」では、自分より大きい相手とも対戦します。相手がいる分、試合前はいつも緊張します。一方で、「型」は、自分と向き合う種目で、自信を持って臨むように意識しています。
毎日、こつこつと稽古を積み重ねているので、それが自信に繋がり、より良い結果が出せていると思います。コロナ明け以降大会が再開され中学2年生の全日本大会では念願の組手」「型」「棒の型」の3部門で優勝することができました。

◆夢だった世界チャンピオン
全日本大会で優勝したことで、世界大会への出場がきまり、一層稽古に励むようになりました。特に熊谷道場の石島(いしじま)師範には、大会前はほぼ毎日、夜遅くまでハードな稽古をつけていただきました。
世界大会の会場であるカザフスタンまで計10時間の移動だったため、コンディションを調整するのに苦労しました。
そして、今までの稽古を信じて試合に臨み、「型」で優勝夢だった世界チャンピオンを掴み取ることができました。優勝が決まった時には、師範と一緒に涙を流して喜び合ったことを鮮明に覚えています。

◆今後の夢
私は周りと比べて小柄で体格面で劣りますが、練習量でカバーしてきました。
今後は、2025年に日本で行われる世界大会で優勝することを目標に、稽古を積んでいきます。
また、私と同じように小柄な選手の希望になれるように頑張りますので、応援してもらえるとうれしいです。

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