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入曽のまちが目指す暮らしと未来

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埼玉県狭山市

市では、多くの人でにぎわい安全で便利に暮らしていけるまちを目指して、平成30年から入曽駅周辺の整備を進めてきました。1月4日には、狭山市いりそ次世代支援センター「I palette(あいぱれっと)」がオープン。また、入曽駅やその周辺道路、入間小学校跡地でも令和7年3月のまちびらきに向けて着々と工事が進んでいます。
今月は、これから新しく生まれ変わっていく入曽のまちの暮らしについて紹介します。

■ワクワクする日常に
令和7年3月、入間小学校の跡地には商業施設「そよら入曽(仮称)」がオープンする予定です。また、公道を活用して開催されているマルシェや地元で営業を続けてきた店舗など、入曽のまちのさまざまな魅力が混ざり合うことで、まちへ繰り出すことが楽しくなるような日常がやって来ます。

≪Pick Up≫
ジモトの声
◇「狭山の玄関口」が明るく変わりますね!
村上明里さん(山王小学校PTA会長)
入間小学校跡地に商業施設ができることをとても楽しみにしています。駅を利用する方の多くが通る場所なので、買い物をする以外にも気軽に立ち寄ることができる、地域のオアシスのような場所になるのではないでしょうか。私自身もブックカフェなどは家族で利用したいと思っていますし、テラス席から見える景色も良さそうですね。また、商業施設だけでなく、地元の方が地域の資源を活(い)かして実施するイベントなども、まちの魅力向上につながると考えています。いりそらマルシェや、いりそフェスタなどは私はもちろん、周りにも楽しみにしている方がたくさんいらっしゃいます。これからも継続的に開催されると、より一層地域が盛り上がりそうですね。
入曽は都内から狭山へ来る際の「玄関口」になる場所だと考えています。この周辺がこれからさらに明るい雰囲気の場所になっていくことで、電車や車で来た方が、その後に訪れる狭山の地域も楽しそうだと期待してもらえるんじゃないでしょうか。

■安心・安全に暮らす
日々の暮らしを脅かすこともある、事故や災害。これらの被害に遭うリスクを軽減するため、道路や河川の整備が進んでいます。歩行者や車両が安全に通行でき、台風などの豪雨に対しても備えられる、そんな暮らしが実現します。

≪Pick Up≫
ジモトの声
◇心配事が減ることで、ゆとりを持って暮らせます
齋藤壮伍(そうご)さん(入曽地区自治会連合会会長)
入曽駅周辺、特に駅東口の周辺道路を通行する際の安全性の確保は、地元住民にとっても長年の懸案事項でした。私の知り合いの中には、朝の入曽駅に車を停車させるのが怖いという理由で、わざわざ狭山市駅へ送迎している方がいます。入曽駅周辺の整備により、人と車両の通行帯が分けられ、新たにロータリーが設置されることで、安全に通行できるようになることをうれしく思っています。
また、水害対策として不老川の護岸工事が進んだことも地域の安心・安全につながると思っています。不老川は平成28年の台風9号での氾濫だけでなく、その後も豪雨で水位が上がり、氾濫する寸前という状況が何度かありました。そういった経験を繰り返している地元の人は、水害への懸念を常に持っています。もちろん、日頃から災害に備えておくことに越したことはありませんが、今回の工事が進んだことで少しでも水害への心配が和らぐといいですね。

問合せ:市街地整備課へ
【電話】2941-6839

■子どもたちが笑顔で集える場
乳幼児とその保護者や小中学生から高校生までが集い、交流できる場となる「I palette(あいぱれっと)」。保育所、児童館を中心に妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を行うとともに、子どもたちの居場所となる地域の子ども・子育ての拠点を目指します。また、入曽地域交流センターとも連携し、地域の人たちと子どもたちが交流を楽しむこともできます。

≪Pick Up≫
ジモトの声
〇「遊びと学び」どちらもできる場になると期待!
本橋さん一家(狭山茶と旬野菜の本橋園)
「あいぱれっと」の整備や入間小学校跡地の利活用など、入曽の開発全体が、私たちのような世代や家族を意識したものになっていると感じていて、これからさらに住みやすい環境が整備されていくのだろうと期待しています。
「あいぱれっと」は、特に子どもたちが進んで使いたくなるような仕掛けが充実しているところがいいですね。家の近くの公園などではボールを使用できないところが多いのですが、ここではバスケットコートやぱれっと広場で、のびのびと遊ぶことができそうです。また、子どもたちは普段から学校の宿題などをやるために入曽地域交流センターをよく使っています。この二つの施設が、遊びと学びのどちらもできて、友達と集まりコミュニティを形成するための場になっていくのではないかと感じています。
自然が多くて落ち着いた環境で暮らすことができるという入曽がもともと持っている魅力に、新たな施設の持つ利便性などが加わることで、市外から移住してくる人を呼び込むきっかけになるのではないでしょうか。

〇保育所大ホール
保育所の子どもたちがお昼寝や行事などで使用する部屋です。大ホールと調理室の間には、給食を調理する様子を見ることができる大きな「食育窓」があります。

〇バスケットコート
3×3の練習などで使用できる本格的なハーフコートです。

〇児童館体育室
小・中学生向けの、遊びや運動ができる部屋です。ダンスの練習などにも使用できる1.8m×3.6mの鏡を設置しました。

〇ぱれっと広場
広さは約2,000平方メートル。中央のダスト舗装部分では、保育所・児童館の行事や地域のイベントなどを行います。3月に2基の遊具を設置する予定です。

問合せ:入曽地区子育て支援拠点等整備プロジェクトチーム
【電話】2941-4102

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