記念品に込めた思い
「朋有(ともあ)り 遠方(えんぽう)より来(きた)る 亦(ま)た楽しからずや」と論語にあるとおり、友人がわざわざ会いに来てくれることは人生において大きな喜びを与えてくれます。先月開催した市制施行70周年記念式典に姉妹都市である統營市とワージントン市の市長さんなどがお祝いに来てくださいました。統營市は1973年、旧忠武(ちゅんむ)市の時代から、ワージントン市は1999年から、それぞれ姉妹都市として交流が続いています。両市長さんとは最近の出来事や訪問した際の思い出話などで話が弾む一方、元旦に発生した能登半島地震について非常にご心配をいただきました。
公式訪問の際には記念品の交換として、いつもは狭山市オリジナルのものをお渡ししてきましたが、今回は悩みました。結果として選んだのは能登半島地震の被災地である石川県由来の「加賀八幡起き上がり」という郷土玩具。お互いのこどもたちの成長と幸せを祈り、そして、私たち日本人は災害に決して負けずに何度でも起き上がるという意味を込めました。多くの市民の皆さんがつないでくださった絆をこれからも大切にしていきます。
狭山市長 小谷野剛
≪市長の主な動き≫
10/9・23…定例庁議
10/11…市と自治会連合会幹事との懇談会
10/18…ワージントン市一行表敬訪問、統營市一行表敬訪問
10/19…市制施行70周年記念式典、ファミリーシティ・ウェルカム・レセプション
10/20…第44回商工祭
10/21…入間基地への要望活動
10/26~…市民文化祭
<この記事についてアンケートにご協力ください。>