闇バイトに気を付けて!

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報酬と引き換えに「特殊詐欺の受け子」「強盗の実行犯」「被害品の運搬や処理」などの犯罪行為に加担してしまう「闇バイト」。一度加担してしまうと犯罪組織に利用され続けることになります。また、全国で頻発している闇バイトによる強盗事件は、近隣市でも起こっており、身近に考えなければならない問題です。加害者にも被害者にもならないために、冷静な判断と対策が求められます。

■加害者にならない
〇「闇バイト」は犯罪です
楽をして大金を稼げるアルバイトは存在しません。
・現金の受け渡しや強盗などの実行役として犯罪行為をさせられ、逮捕された後は指示役に切り捨てられます
・応募段階で個人情報や顔写真などを要求され、やめようとすると脅しに利用されます
・誤って応募してしまった場合にはすぐに警察へ相談してください!

〇若者だけじゃありません!
若い世代は強盗など体力のいる犯行を、高齢者には受け渡し役など短時間の少ない労力で済む犯行をあてがうなど、さまざまな世代の人が狙われています。自分には関係ないことだと思わず、身近な人の様子にも注意してください。

〇「闇バイト」の募集例
「高額バイト」「即日即金」など好条件に見える求人情報には注意してください。最近では求人サイトやSNS経由での募集が大半を占めています。ダイレクトメッセージでのやり取りや秘匿性の高いアプリケーションでの連絡を求められたりする場合は犯罪に関わる可能性が大きいです。

■被害者にならない
〇犯行の下見?
怪しげな訪問業者や住宅を観察している様子の、普段見かけない人物に注意してください。犯行のための下見の可能性があります。配達員などの業者を装って住宅内の情報を収集する場合もありますので、不自然な質問をされたときには安易に家族構成などの個人情報を答えないようにしましょう。

〇被害を最小限に
「闇バイト」による強盗では、指示役から脅された実行役が乱暴な手段をとるケースが多く見られます。不在時だけでなく、在宅時でも押し入られる可能性があることを前提に用心しましょう。また、万が一侵入されたときには絶対に戦おうとせずに逃げることを第一としてください。侵入された後に、逃げる時間を稼ぐ複数の対策をすることが重要です。

(対策方法)
・不在、在宅に関わらず必ず玄関や窓の鍵を閉める
・防犯ガラスや防犯フィルム、補助錠などで窓からの侵入対策をする
・宅配業者でもドアチェーンやドアガードを付けたまま対応する
・人が近づくと点灯するセンサーライトを設置する
・日頃から近隣住民とのコミュニケーションを取り、すぐに助けを求められる環境を整えておく

■相談窓口
困っていることや心配なことがあれば迷わずに相談してください。
「闇バイト」に加担してしまった可能性がある場合には、勇気を持って相談しましょう。

〇警察相談専用電話
#9110

〇狭山警察署
【電話】2953-0110

〇ヤングテレホンコーナー
【電話】048-861-1152

問合せ：交通防犯課へ
【電話】2937-6641