復興に向けて共に支え合う
元日に発生した能登半島地震から1カ月が過ぎました。被災された皆さまには心からお見舞いを申し上げます。地震発生時は一年の中で家族が最もゆっくりと語らう時間だったはず。数千年に一度といわれる地殻変動は、いとも簡単に北陸の皆さんの日常を破壊しました。
この地震の被災者に対し、いかに支援を行うことができるか、三が日はそればかり考えていました。思い出すのは東日本大震災の時のこと。当時は仲川市長のもと、100世帯の被災者の受け入れを行ったのですが、その判断に要した時間はわずか1日。リーダーの素早い決断が多くの人を救うことを学ばせていただきました。今回、私たちも仕事初めの翌日となる1月5日に、狭山市民の親類や縁者で被災された方の受け入れを表明しました。このことはSNSなどで広がり、近隣や県外の市長さんからも「狭山市の方法を取り入れ被災者を受け入れたい」との申し出を頂きました。日本に住む限り、地震などの自然災害からは逃れることはできません。ならば、困ったときはお互いさま。共に支え合う仕組みづくりに向けて、汗をかくことが復興への第一歩となります。
狭山市長 小谷野剛
≪市長の主な動き≫
1/5・9・11・12・15…新年度予算査定
1/5…臨時庁議
1/7…ニ十歳の集い
1/9…広域飯能斎場組合議会全員協議会
1/10・23…定例庁議
1/11…埼玉西部消防組合正副管理者会議
1/25…いりそ次世代支援センター開所式、人権問題講演会
1/26…埼玉西部消防組合議会第1回定例会
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