あけましておめでとうございます。昨年、狭山市は市制施行70周年の節目の年でした。次の10年に向かって気持ちを新たに進んでいくに当たり、さまざまな舞台で活躍する狭山ゆかりの人たちが今年「挑戦」したいと思っていることを伺いました。
■市長新春メッセージ
あけましておめでとうございます。
昨年は市制施行70周年という節目の年を、市民の皆さまとともにお祝いすることができ、記念式典をはじめ各種事業も、多くの皆さまのご協力により滞りなく進めることができました。心から感謝を申し上げます。
今年は「巳(へび)年」です。十二支の中で唯一脱皮をして成長する「へび」のイメージから、再生や物事が新しくなるという希望に満ちた一年になるものと思っています。その第一歩として、3月末には入曽駅周辺整備のまちびらきを行い、商業施設や橋上駅舎、東西自由通路、東西ロータリーなどが供用開始となります。まさに、入曽の再生と同時に新しい物語がスタートします。現在、本市の人口は、4年連続で大幅な社会増となり、市内では住宅やマンション、商業施設の建設が活発化しています。産業面でも市内の事業所の拡充が相次いでいます。こうした動きをより力強く、確かなものへとするために今年も全力で取り組み、狭山の元気を生み出してまいります。
どうか、皆様におかれましても、より新しく、成長を遂げていく狭山のまちづくりに期待をしていただき、ご協力をよろしくお願いいたします。
■秋草学園高等学校書道部
「毎日筆を持つ」をスローガンに、現在24名で活動中。パソコンとは違う手書きならではの味わい深い、温かみのある文字を書くことを大切にしています。「書は心の鏡なり」の精神をいつも心に持ち、2025年は「私学文化祭埼玉県知事賞受賞」という目標に向かって、部員全員が気持ちを新たに挑戦を続けていきます。
■熱い闘志でチームを鼓舞する小さな巨人
飯田光紀(こうき)さん
狭山セコムラガッツキャプテン
(Profile)
令和4年狭山セコムラガッツに加入し、翌年からキャプテンを務める。チームは昨年から、社会人ラグビーの最高峰ジャパンラグビーリーグワンのDIVISION3に新規参入
◇観る人に注目してもらいたいポイントは
身長が171cmと、ラグビー選手の中では小柄な部類に入ります。体格の大きい外国人選手とのコンタクトなど大変な部分もありますが、相手の足元を狙ったタックルや、密集の中での素早い動きは低さを活(い)かした武器にもなっているので注目してもらいたいです。
◇狭山市の好きなところは
定食屋さんや中華料理屋さんなど、好きなお店がたくさんあるところです。寮が新狭山にあるので、地元の新狭山北口商店街でやっているイベントにもよく行きます。今後はチームとして参加させてもらいたいとも思っています。
◇今年挑戦したいことは
チームとしては1年でDIVISION2へ昇格すること。個人としてはチームの勝利に貢献できるような活躍を積み重ねることです。ジャパンラグビーリーグワンに参入し、フィジカルもメンタルも求められるレベルがとても高くなりました。ライバルたちに負けないように日々のトレーニングをしっかりやっていきたいです。
■笑顔と優しさを地域に届ける奉仕団
黒瀬節子さん
狭山市赤十字奉仕団委員長
(Profile)
平成19年から狭山市赤十字奉仕団として活動を始め、22年から委員長に就任。年間を通じて市内のさまざまな地区で福祉活動に従事
◇どのような活動を行っていますか
総合防災訓練での避難所生活に役立つ体験型ワークショップ、地震などの大規模災害があった際に義援金を募る街頭募金、売上金を寄付するためのリサイクルバザー、防災意識を啓発するセミナーなど、地域福祉に関する取り組みを多岐に渡り行っています。
◇活動の中で心掛けていることは
狭山市赤十字奉仕団は「できる時に、できる事を♪」をモットーにしています。団員自身が楽しく和やかに活動することを大事にしつつ、イベントなどで一緒に参加してくださる方にも同じような気持ちで地域に関わってもらいたいと思っています。
◇今年挑戦したいことは
日頃から西武文理大学の学生さんや社会福祉協議会の皆さんと一緒に活動をしています。幅広い年代の多くの方たちと絆を結びながら、活動の幅を広げていきたいです。また、狭山市赤十字奉仕団のことを広く知っていただき、一人でも多く同じような志を持つ仲間が増えたらいいなと思っています。
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