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白岡遺産保存活用市民会議が発足しました

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埼玉県白岡市

白岡市教育委員会では、白岡市文化財保存活用地域計画(令和3年7月文化庁長官認定)に基づく、市民提案型の文化財保護制度の構築を進めてきました。この制度の特徴は、指定・未指定にかかわらず、市民が真に残したいと考える文化遺産をいくつか集め「関連文化財群」を形成しこれを「白岡遺産」として末永く保存活用を進めていこうというものです。
その地域の歴史文化や地域的特徴は、地域に残された有形、無形の文化遺産やこれを取り巻く自然環境などを色濃く反映しています。
しかし、現在の文化財保護の仕組みは、文化財保護法によって定められた限られた範囲にしか適用されません。適用範囲に入ったとしても、法律によって守られるのは、その中から選ばれて指定を受けた文化財のみであり、大半の文化遺産は法律では守ることができないのです。
しかし、法律で守ることのできない文化遺産の中にも、白岡にとってはかけがえのないもの、伝えたいこと、白岡ならではの歴史や伝統文化を感じられる場所などがたくさん残されています。これらを総合的に把握し直し、保存と活用のバランスの取れた文化財施策のもと、魅力ある取組を進めることで地域を活性化することができると考えています。
このような考え方、すなわち市民自らが提案し守り手となる「市民提案型の保護制度」によって位置付ける「白岡遺産」を保存活用していくための推進役として、令和5年7月29日に「白岡遺産保存活用市民会議」が発足しました。白岡市文化財保存活用地域計画のスローガン「地域の文化財を地域の手で残す」を具現化することを目的とする市民会議の組織の運営と、制度の定着発展のためには、市民の皆様お一人お一人のお力添えが欠かせません。
是非とも市民会議へのご参加、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。活動に賛意を示されるかたはどなたでも市民会議に入会することができます。入会を希望されるかたや白岡遺産に興味をお持ちのかたは、生涯学習課文化財保護担当まで御連絡ください。

問合せ:生涯学習課文化財保護担当
【電話】内線522

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