『ハーブティ』とは?
誰もが性別にかかわりなく、自分らしさを発揮して生き生きと暮らせる男女共同参画社会の実現を目指し、男女共同参画についての情報を、発信しているページです。
■女性の立場で考える避難所運営
東日本大震災後、支援物資の要望を調査したところ、女性用品や乳幼児用品は、男女により大きな違いがあることが明らかになりました。今回は、女性の目線で災害時の困難を考えてみたいと思います。
▽被災地からの避難所での生活について困っていること(男女別、複数回答)
(備考)
1.内閣府・消防庁・気象庁共同調査「津波避難等に関する調査」(平成23年)を基に、内閣府男女共同参画局による男女別集計。
2.調査対象は、岩手県、宮城県及び福島県の円が地域で県内避難をしている被災者870人(女性525人、男性345人)。調査は、仮設住宅・避難所を訪問し、面接方式で実施。
3.調査時期は、平成23年7月上旬から下旬。
▽備蓄や支援物資に対する要望(男女別、複数回答)
(備考)
1.内閣府「男女共同さんがの視点による震災対策対応状況調査」(平成23)より作成。
2.調査対象は、被災3県(岩手県・宮城県・福島県)の108地方公共団体の男女共同参担当。調査時期は、平成23年11月
(出典)「平成24年版男女共同参画白書」(内閣府)
(https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h24/zentai/html/honpen/b1_s00_02.html)
■避難所には、同性ならではの配慮を…
上図から、女性は「シャワーや入浴があまり出来ない」、「プライバシーが確保されていない」、「トイレの数が少ない」の割合が男性よりも高く、女性の方が避難所での生活に不便を感じていることが分かります。
また、下図から、粉ミルク、小児用おむつ、おしりふき、離乳食などの乳幼児用品の備蓄や支援物資について、女性からの要望が多いことが分かります。
避難所では、男性だけでなく、女性のリーダーも配置し、それぞれの立場から意見交換できる環境作りがたいせつです。
日頃から、地域のイベントなどに参加し、困難な状況の時に対応できるよう、話し合いをしてみましょう。
▽女性の目線で
・女性用品は女性が配布する
・男女別に更衣室や物干し場を設ける
・授乳室など女性のみのエリアを作る
・トイレや更衣室は、照明をつけ安全に配慮をする
◆白岡市の取組
男女共同参画の視点を踏まえた地域防災計画を明記し、女性などに配慮した避難所運営に対応できるよう取り組んでいます。
※「避難所開設・運営マニュアル」の二次元コードは本紙P.6をご覧ください。
問合せ::安心安全課防災担当
内線373
■しらおか男女共生広報紙『ハーブティ』編集委員を募集しています
活動内容:取材や執筆など(活動日時は話し合って決めます。)
募集人数:3名
任期:令和7年4月から2年間
応募資格:市内在住・在勤のかた
選考方法:提出されたレポートを基に決定
応募方法:12月27日(金)までに(1)氏名(ふりがな)(2)生年月日(3)住所(4)電話番号(5)応募の動機・自己PR・男女共同参画について考えることなど200字以内を任意の様式に記入し窓口、郵便、メールまたは市公式ホームページで
申込み・問合せ:地域振興課人権担当
【電話】0480-92-1111
内線385
〒349-0292 白岡市千駄野432番地
【Eメール】chiiki@city.shiraoka.lg.jp
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