【くらしの110番】電気ストーブによる火災に注意

9／31

■事例1
セラミックヒーターを延長コードにつないで使用していた。延長コードの差込口が熱で溶け発火した跡があった。

■事例2
古いオイルヒーターのスイッチを入れたまま外出し、帰宅後に黒煙が出ていることに気付いた。本体の一部が溶け、床が焦げていた。

■事例3
オイルヒーターの使用時に、コンセントの差込口が熱くなったため、電源を切ったところ本体から異音がした。

■主な特徴と問題点
消防庁の集計によると令和3年中の発火源別死者数の内訳は、たばこに次いでストーブが2位でした。ストーブの種別では、灯油ストーブと電気ストーブ類(オイルヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーターなど)が約半数ずつの割合でした。電気ストーブ類は、直接炎が出ているわけではないため、事故につながりにくいと考えがちですが、誤った使用方法により火災を引き起こす可能性があります。

○消費者へのアドバイス
(1)取扱説明書をよく読み、正しく使用しましょう。
(2)ストーブは平らで安定した、周囲に布団やカーテンなどの可燃物がない場所に設置しましょう。
(3)延長コードは使用せず、コンセントに直接差込み使用しましょう。
(4)外出時など、部屋から離れる場合は必ず電源を切り、長期間使用しない時は、コンセントを抜いておきましょう。
(5)定期的に点検と清掃をし、異音や、臭いなどの異常があればメーカーや販売店に相談しましょう。

困った時には、お近くの消費生活センターなどにご相談ください。消費生活センターへのお電話は、消費者ホットライン【電話】「188」へ。

■白岡市消費生活センター相談日
相談曜日：月曜日～金曜日(祝日を除く。)
相談時間：午前10時～正午、午後1時～3時
場所・連絡先：市役所2階　【電話】0480-93-7700

問合せ：埼玉県消費生活支援センター熊谷
【電話】048-524-0999　午前9時～午後4時(土・日曜日、祝日を除く。)